今年もありがとうございました。

こんな日記ですが今年も見てくださってありがとうございました。

それに、改めて今年最後までデイトレ日記を続けられなくて
ごめんなさい。

デイトレ日記の再開は未定ですが、この日記自体は私にとって
とても大事なものであり、できるだけ長く続けたいと思っています。

来年もみんなにとって良い年でありますように…。

6753 シャープで30万の大負け

6753  シャープで30万も負けてしまった。
今日で今月の収支もマイ転した。

6753  シャープは今月から一応解禁したが、当初はそれほど熱心に触るつもりは
なかった。だけど、どうにもだめだった。毎日見ているとだんだん肩に力が入って
前のめりで見てしまう。

しかもいつしか、ロットも一度に2～3万株とか、普通の銘柄ならまずしないような
入り方をしてしまう。5万株を入れたこともあった。要はギャンブルをしてしまったのだ。

大負けはしなかったが、今月11日（木）にかなり危ない場面があった。
それに懲りて今月はもう触らないと誓ったが、早くも2日後に手を出してしまう。

しかもその時はまぐれで10万も勝ててしまったから、これで禁止のルールもなし崩し
で許してしまい、今日まで触ってしまった。さらに今日は含み損が大きくなると
損切りツールまでまたしても止めてしまった。

もう我ながら情けないとしかいいようのないことをしてしまった。
一番やってはいけないことをやってしまった。

私はどうしてこうも心が弱いのかと思う。
どうしてこうも自分で言ったことが守れないのかと思う。

最近よく思うのは、株は自分で胸張ってやったと言えるような取引をしないと
勝たせてもらえない。ギャンブルするような後ろめいたい気持ちでやっては勝てない。

だから、今日みたいなことやっていれば大負けするのは当然だと思う。ギャンブル
で得たあぶく銭は、あとで必ずといってくらい2～3倍の利子を付けて払わされる。
相場の神様がこんなことやってはダメだとありがたく教えてくれたのかもしれない。
お天道様の前でも堂々と歩けるような取引をしたい。

今月は月初から9503  関西電で20万以上も負けており、いつも以上に気持ちが
落ち着かなかった。取り返したいという気持ちが強かった。

もう今月の収支マイナスは自分の中で織り込みたい。やることやって負けても
仕方ない。でも、決めたことを破ってドカンと負けるのはどうにも自分で自分が
許せない。

悲しいがデイトレ日記をやめて気が緩んだのかもしれない。まだ早かったのかも
しれない。

次に触ったら即座にデイトレ日記を再開することにしたい。
これが自分への最後通告とする。

お知らせ

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ことができます。

辿るのが面倒だった昔の日記に行きやすくなっています。

ちなみに、ブログを開始したのは2008年6月からですので
それ以前を選んだ場合は空白のページになります。

よかったら使ってみてください。

高尾山に行った日の嬉しいこと 後編（4）

実は私は去年今のマンションに引っ越す際に、お世話になった不動産屋のおじさん
とも仲良くなって、スマホの操作を教えて何度かご飯をおごってもらったことがある。
また床屋のおじさん（70過ぎなのでおじいさん？）にパソコンを教えて、ビール券や
カレー、煮物なども何度ももらったりしている。

この日記を書くことは先週から決めていたが、実は、昨日も床屋のおじさんから
ビール券に加えて、なんと5千円までもらってしまった。昨日昼間にパソコンの調子が
悪いのでみて欲しいという電話があったので「じゃあ夕方行きます」と言って日記を
書いたあとすぐに向ったのだ。弥生会計という個人商店向けの会計ソフトの入力を
間違って上書き保存してしまったため、なんとか元に戻す方法はないのかというのだ。

私はこれでも別に物欲しそうにしてそんなことをした訳ではない。昨日だっていつも
色々もらっているので申し訳なく、始めに「ものとかお金とか何もいらないですからね。
ただ自分の趣味でやってるだけなんで。」とことわりをいれた。

ふだん社会との関わりがないので、こんな自分でも何か人の役に立って喜んでもらえる
ことが嬉しいのだ。社会の中で自分の居場所を探す、ぶっちゃけていえば、本当は自分
のためであり、自分のリハビリみたいなものなのだ。

スマホにしたって、私は自分ではスマホを持っていないので、その場でマニュアルを
見たり、手探りでやっているだけなのだ。全然たいしたことをしているわけではない。
例えば、メールで文字が上手く打てないと言われても、私もふだん使ったことないので、
「すいません、ちょっと手探りで試しているのでごめんなさいね。」と言っている。

昨日の弥生会計にしたってそんなソフトは今まで一度も使ったことない。ただWindows
上で動くソフトなので、共通のインターフェースというか、作法がある。それで「もしか
したら昔の状態にバックアップできる機能あるかな」と思ってこれまた手探りで探して
たまたま昨日はそれがあっただけなのだ。

弥生会計は今年2月以降の売上記録がおかしくなってしまっていたようなので、また
一から打ち直す手間が省けたといってすごく喜んでくれた。私としてはただバックアップ
の復元機能を探して、その手順を伝えただけなのだ。だから全く大したことはしてない
けれどもおじさんの笑顔をみたら、私も嬉しくて自分の心の充電ができた気分だった。

こんな私でも人との繋がりを感じられる。ほんとありがたいことだと思う。高尾山で
会ったおばちゃんが帰り道「今はすごく幸せです」と笑顔で言っていたのが今でも
忘れられない。人生は楽しいことより辛いことの方が多いと思うが、歳を取った時でも
おばちゃんのように、そう素直に言える人になりたいと思った。

高尾山に行った日の嬉しいこと 後編（3）

おばちゃんから電車の中でもらった名刺には、自宅の住所や電話番号の他に、
携帯の番号やアドレス、ご丁寧に自宅の地図まで書いている。はっきり言って個人
情報の塊だ。

私が何より嬉しかったのは、そんな大事なものを山道の帰りと電車のなか、わずか
1時間たらず話した者に渡してくれた気持ちだ。翌日家におじゃまする際には、私も
名刺代わりに自分の携帯や住所などを書いた紙を菓子折りに添えたが、名刺を
もらったその時は、私でも正直怖い気持ちがあって名前と自宅の番号までしか書け
なかった。

自宅に帰った後、このことを親に電話で話すと、「おまえ大丈夫かい、何か変な宗教
にでも勧誘されるんじゃないだろうね」と言ってきた。私は「大丈夫、そんな人じゃ
ないよ」と言いつつも、電話を切った後で親が心配するのももっともだなあと思った。
もちろん、おばちゃんのご家族はまったくそんなことはなかったがそれくらい用心する
のが普通だと思う。

だけどそう考えると、ますますおばちゃんが私を食事に誘ってくれた心意気が嬉しい。
どこが気に入ってくれたのかは分らないが私を信用して下さったことが嬉しい。

見ず知らずのおっさんを自宅に招く方が本当はもっと怖いはずなのだ。おばちゃん
には二人の息子がいると言うことで、もしかしたら私にも多少の親近感を持ってくれた
のかもしれない。おばちゃんは私とは違ってかなり社交的だし、たぶん普段から
いろいろな人を家に呼んで食事を振る舞ったりしているのかもしれない。だから多少
は抵抗が少ないのかもしれないが、それでもやっぱり、と思う。

そういうことを考えると呼んでくださってほんとありがたかったなあと思う。「今は無職
ですけど株で食べてます。」と話すと、知人で株をやっているが、最近自己破産した
人がいるらしく「大丈夫？」と本気で心配してくれる。ジーンとあったかい気持ちになる。

孤独死が一般的になったり、隣に住んでいる人の顔すらまともに見たことがない東京
でもこんな人はいるんだなあと思った。