多摩川サイクリングロードの端まで行ってきた

週間天気を見たら今日はSW中で一番天気が良さそうな日だったので、多摩川サイクリングロード
を下って、一番端まで行ってきた。

私の住んでいる所は一応東京都だが多摩地区に入るので、都心から見ればかなり上流の方に
なる。以前、自分の家からサイクリングロードでさらに上流に向かい、ゴール地点である阿蘇神社
という所まで行ったことは前の日記でも書いた。

それ以来自分の家付近を拠点として、上流方面や下流方面へ1～2時間ぐらいチョコチョコと
乗り回すことはあっても、下流のゴール地点までは行ったことがなかった。そこで、大型連休で
もあるし、どうせ行くなら天気が良い方が気持ちもいいので、今日を選んで思い切って向かって
みた。

その感想はと言うと、水泳の北島康介選手の言葉ではないが、｢ちょー気持ち良い｣と叫びたく
なるぐらい心地よかった。真っ黒な腕と足を出してロードレース用の自転車と装備を準備して、
かっこよく走っている姿の人と今日も大勢すれ違ったが、そういった人の気持ちがなんとなく
少し分ったような気がした。今までそんなこと全然知らなかったが、最近はサイクリングブーム
でもあるらしく、新たに始める人も多いらしい。

今の時期は暑すぎず寒すぎずちょうど良い気温でもあるし、風を切る爽快感を肌で感じ、
虫の鳴く声、川のせせらぎを耳で聞き、周りの川辺や草花をなどをただ眺めているだけでも
なんとも言えぬ心地よさがある。

  　　

※左から3枚は多摩川ではないが、絵はがきにもなりそうなくらいあまりにもきれいな場所だったので
    撮ってみた。右端の1枚はゴール地点付近のたぶん大師橋を撮ったもの。

私と同じように、普通の自転車でゆっくり川辺を見ながら走っているおじさんと今日はすれ違ったが、
ちらっと表情を覗いてみたら、なんとなく｢ニヤッ｣としていた感じがする。もし、街中でそんな顔を
している人を見たら、ちょっと避けて通りたい所だが、ここだったら十分納得できる。きっと私も同じ
表情をしていたからだ。お互い様だったかもしれない。

そんな感じでとても気持ち良かったのだが、片道2時間半（帰りは3時間近く）ぐらい掛かった為、
帰りは登りでもあるし膝がヘトヘトになるくらい疲れ、おしりも大分痛くなった。

それでも、この疲れは気持ち良い疲れなので後に残らず、逆に精神的にはとても癒された
ような気がした。費用も途中で買うドリンク代ぐらいで済むので、それほど掛かるわけではない
のでまた今度も行きたくなってしまった。

ジョギングやサイクリング、あるいは釣りをしたり写真を撮る人、草むらでボール遊びをする人、
バーベキューをする人など、こんなにもたくさんの人がここに集まる理由は様々だろうと思う。
でも、私と同じようにきっとどこかで｢癒し｣を求めてきているのかなあ、とも思う。そう考えると
自然の価値って本当に大きいと思った。

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