生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
もうちょうど1年くらい前になるが、仕事をはじめて数ヶ月すると社長の勧めでホーム
ヘルパー2級の資格を取るため学校へも通った。そこでは母はダントツの最年長。教える
講師も自分より若い。ちょうど夏休みの期間だったので高校生も通っており、自分の孫
ほどの子供たちと一緒に机を並べて勉強したのは楽しかったようだ。息子の私が言うのも
なんだが、よく取ったなあと思う。
仕事そのものはいわゆる3K(きつい、汚い、危険)の部類に入ると思う。時給も安い。
母曰く若い人がなかなか寄りつかない仕事であり、来ても長続きしない人が多いらしい。
当初は、きつい、汚いは何となく想像がつくが、危険とまでは思わなかった。でも母の
話をよく聞くと、お風呂や送迎などの際にお年寄りを抱えて腰を痛める人が多いらしい。
なるほど、これは危険でもありまさに3Kであると感じさせられた。仕事の分担上からか
腰を痛めるのは男性が多いという。
でも人の最期を見届ける大事な仕事であり、やりがいもあるようだ。母のところは老人
ホームも兼ねているが、やはり認知症の方が多いらしい。でも時に意識がはっきりする
ときもある。いつでもボケているわけではないのだ。そんなとき、お世話をしていて
「ありがとう」なんて言ってもらえるととてもうれしいと喜んでいる。
そんな話をよく母から聞いていたので、なんとなく私もデイサービスというものに興味を
持つようになったのだ。ちょうどいいタイミングで広報が入ってくれたと思う。
7月末から8月初めにかけて、取引はかなり調子を崩してしまった。でもこのボランティア
があったから私もいい気分転換ができたと思っている。でも逆に気分転換はできたが、
しすぎて前日の大負けもころっと忘れ、返ってよくなかった面はあるかもしれない。
ここは直したいところだ。
しかし、長い目でみればこれはきっと良い効果を生むと自分では思っている。なんの
根拠もないが、たとえ自分のエゴであってもボランティアをして人の役に立ちたいと思う
ことは悪いことではない。そういう気持ちを持ち続ければ、株でも勝たせてもらえるような
気がするのだ。
あくまで何となくとしか言いようがないが、私はこういう気持ちを最近強く抱くようになった。
だからこんな偉そうなこと言ってもやっぱりだめだった、1年後には職探しをしている、
なんて羽目にならないように来月(8月)こそはしっかり取り組みたい。今月は株よりその他
の方が長くなってしまった。
今月勝てたことに感謝したい。
ヘルパー2級の資格を取るため学校へも通った。そこでは母はダントツの最年長。教える
講師も自分より若い。ちょうど夏休みの期間だったので高校生も通っており、自分の孫
ほどの子供たちと一緒に机を並べて勉強したのは楽しかったようだ。息子の私が言うのも
なんだが、よく取ったなあと思う。
仕事そのものはいわゆる3K(きつい、汚い、危険)の部類に入ると思う。時給も安い。
母曰く若い人がなかなか寄りつかない仕事であり、来ても長続きしない人が多いらしい。
当初は、きつい、汚いは何となく想像がつくが、危険とまでは思わなかった。でも母の
話をよく聞くと、お風呂や送迎などの際にお年寄りを抱えて腰を痛める人が多いらしい。
なるほど、これは危険でもありまさに3Kであると感じさせられた。仕事の分担上からか
腰を痛めるのは男性が多いという。
でも人の最期を見届ける大事な仕事であり、やりがいもあるようだ。母のところは老人
ホームも兼ねているが、やはり認知症の方が多いらしい。でも時に意識がはっきりする
ときもある。いつでもボケているわけではないのだ。そんなとき、お世話をしていて
「ありがとう」なんて言ってもらえるととてもうれしいと喜んでいる。
そんな話をよく母から聞いていたので、なんとなく私もデイサービスというものに興味を
持つようになったのだ。ちょうどいいタイミングで広報が入ってくれたと思う。
7月末から8月初めにかけて、取引はかなり調子を崩してしまった。でもこのボランティア
があったから私もいい気分転換ができたと思っている。でも逆に気分転換はできたが、
しすぎて前日の大負けもころっと忘れ、返ってよくなかった面はあるかもしれない。
ここは直したいところだ。
しかし、長い目でみればこれはきっと良い効果を生むと自分では思っている。なんの
根拠もないが、たとえ自分のエゴであってもボランティアをして人の役に立ちたいと思う
ことは悪いことではない。そういう気持ちを持ち続ければ、株でも勝たせてもらえるような
気がするのだ。
あくまで何となくとしか言いようがないが、私はこういう気持ちを最近強く抱くようになった。
だからこんな偉そうなこと言ってもやっぱりだめだった、1年後には職探しをしている、
なんて羽目にならないように来月(8月)こそはしっかり取り組みたい。今月は株よりその他
の方が長くなってしまった。
今月勝てたことに感謝したい。
最後にボランティアをはじめようと思ったきっかについて書いておきたい。
それはふだん家にこもっており、社会との関わりを持ちたいと思ったからだ。株で7年も
食わせてもらっているのはとてもありがたいこと。でも一方で今だとネット回線とパソコン
さえあれば一言もしゃべることなく取引をすることができる。下手したら1日中誰とも
話さなかったなんてこともある。しかももともと出無精なので、目的もないのにただ
ぶらぶら出歩くなんてこともしなかった。
以前から思っていたが、でもそれじゃあまずいと思い、今回ボランティアをはじめたのだ。
直接のきっかけは先月末に市の広報がポストに入っていて、そこでボランティア募集の
案内を見つけて応募したものだ。だからボランティアといいつつ人に何かしてあげようと
いうのはおこがましいかもしれない。話の相手をしてもらっているのは私の方で、私の
方がボランティアしてもらっているとも言える。
きっかけは広報を見ただけではない。社会との関わりを持ちたいといってもじゃあそもそも
何でデイサービスを選んだのかという事になる。実はそれより前からもデイサービスや
介護について興味を持っていたという理由もある。
というのは、およそ1年半くらい前から母親がデイサービスでアルバイトをしており、
以前からいろいろと話を聞いていたからだ。もともと母はもうとっくに年金暮らしだし、
縫製のパートを辞めて何年も経つ。父との年金を合わせればつつましく暮らす分には
問題はなかった。
きっかけは兄の介護疲れだ。私には統合失調症という精神病にかかっている兄がいて、
病気が悪化した数年前から奥さん子供とも別れて両親と同居している。両親はけっこう
年だが、実質的に両親が兄の面倒を見ている格好だ。ここまでは以前の日記でも書いた
ことがある。
その後、同居して1年後くらいでさらに病気が悪化して兄は入院することになるのだが、
その直前くらいから、気分転換にと同じ病気の子を持つ知人に勧められてデイサービスの
アルバイトをするようになったのだ。ブランクはだいぶあったが、仕事をしている間は
家族のことを忘れられるといって母は大変喜んでいた。3ヶ月ほどで兄は退院するが、
その後も今に至るまで仕事は続けている。
実はつい先月も再び悪化して兄は二度目の入院に入ったのだが、いろいろ気苦労がある
なかで、今では仕事が一つの生き甲斐であるようだ。楽しいとは言っても、辞めたいとか
いう言葉は一度も聞いたことがない。若い人では母と同じ年くらいの人も通っているらしい
から、それに比べれば「介護されるよりする方が何倍も幸せ」だといつも言っている。
それはふだん家にこもっており、社会との関わりを持ちたいと思ったからだ。株で7年も
食わせてもらっているのはとてもありがたいこと。でも一方で今だとネット回線とパソコン
さえあれば一言もしゃべることなく取引をすることができる。下手したら1日中誰とも
話さなかったなんてこともある。しかももともと出無精なので、目的もないのにただ
ぶらぶら出歩くなんてこともしなかった。
以前から思っていたが、でもそれじゃあまずいと思い、今回ボランティアをはじめたのだ。
直接のきっかけは先月末に市の広報がポストに入っていて、そこでボランティア募集の
案内を見つけて応募したものだ。だからボランティアといいつつ人に何かしてあげようと
いうのはおこがましいかもしれない。話の相手をしてもらっているのは私の方で、私の
方がボランティアしてもらっているとも言える。
きっかけは広報を見ただけではない。社会との関わりを持ちたいといってもじゃあそもそも
何でデイサービスを選んだのかという事になる。実はそれより前からもデイサービスや
介護について興味を持っていたという理由もある。
というのは、およそ1年半くらい前から母親がデイサービスでアルバイトをしており、
以前からいろいろと話を聞いていたからだ。もともと母はもうとっくに年金暮らしだし、
縫製のパートを辞めて何年も経つ。父との年金を合わせればつつましく暮らす分には
問題はなかった。
きっかけは兄の介護疲れだ。私には統合失調症という精神病にかかっている兄がいて、
病気が悪化した数年前から奥さん子供とも別れて両親と同居している。両親はけっこう
年だが、実質的に両親が兄の面倒を見ている格好だ。ここまでは以前の日記でも書いた
ことがある。
その後、同居して1年後くらいでさらに病気が悪化して兄は入院することになるのだが、
その直前くらいから、気分転換にと同じ病気の子を持つ知人に勧められてデイサービスの
アルバイトをするようになったのだ。ブランクはだいぶあったが、仕事をしている間は
家族のことを忘れられるといって母は大変喜んでいた。3ヶ月ほどで兄は退院するが、
その後も今に至るまで仕事は続けている。
実はつい先月も再び悪化して兄は二度目の入院に入ったのだが、いろいろ気苦労がある
なかで、今では仕事が一つの生き甲斐であるようだ。楽しいとは言っても、辞めたいとか
いう言葉は一度も聞いたことがない。若い人では母と同じ年くらいの人も通っているらしい
から、それに比べれば「介護されるよりする方が何倍も幸せ」だといつも言っている。
しかし、もちろんすべての方が好意的に接してくれる訳ではない。詮索されるのが
嫌いで「ここに何年くらい通っているんですか」とか「ご家族は何人ですか」とあれこれ
聞くと機嫌を損ねてしまう方もいる。あるいは聞けば話してくれるが、すぐに口を開いて
くれなかったり、一言ぽつりと「四年」とか「三人」と答えるだけでそれ以上話が
つながらない場合も多い。
考えてみたらそれはもっともだと思う。自分より若いとは言え、いきなり訳分からない
男が入ってきて、「ここに何年くらい通っているんですか」とか「ご家族は何人ですか」
なんて聞いてきたら、誰だって不審に思うし、あるいはびっくりして答えようとする気も
おきないかもしれない。
当然はじめて話しかける方には名乗るし、職員の方の計らいではじめに訪問したとき
自己紹介もさせて頂いている。でもそんなの聞いてないかもしれないし、聞いても
知ったこっちゃないかもしれない。自己紹介は一応マイクでしたが、耳が遠くて聞こえ
てない人もいるかもしれない。それに毎日同じ人が通うわけでもないのだ。
大事なのはここに通う人は程度の差こそあれ介護が必要とされる方ばかりということだ。
これを忘れちゃいけない。介護のレベルは1~5まであるが、最低でも1は認定してもらわ
ないといけない。逆に言えば、歳をとってもピンピンして自分で何でもできる人は通えない。
当然足腰が悪い人が多く、車いすや歩けるとしても杖をついてやっと歩ける人が
ほとんどだ。
でも私にしてみれば身体的な不自由のみで通っておられる方は接するのに全く問題ない。
大変なのは認知症、いわゆるボケた方だ。私が通っているところは80~90代という高齢
の方が多く、個人差はあるがほとんどの方が何らかの認知症にかかっていると思われる。
今日の昼食何を食べたかはもとより、自分の名前すら忘れてしまう方もおられた。
あるいは今も現役のセールスマンとして働いていると勘違いして、どうして自分がここに
いるのか分からないような方もおられた。同じ言葉を延々と繰り返す方もいる。
そんな感じなので、お話をする(主に話を聞く)といってもなかなか難しい部分もあるのだ。
でもそれは私自身が不慣れでまだ肩に力が入っているせいもあるかもしれない。施設に
通われている方は1週間で100人以上と、今はまだお名前を覚えるだけでも大変だが、
慣れてきたらもっと自然に接せられるようになりたい。
通われている全員のお名前と顔を覚えるのが今の私の目標だ。
嫌いで「ここに何年くらい通っているんですか」とか「ご家族は何人ですか」とあれこれ
聞くと機嫌を損ねてしまう方もいる。あるいは聞けば話してくれるが、すぐに口を開いて
くれなかったり、一言ぽつりと「四年」とか「三人」と答えるだけでそれ以上話が
つながらない場合も多い。
考えてみたらそれはもっともだと思う。自分より若いとは言え、いきなり訳分からない
男が入ってきて、「ここに何年くらい通っているんですか」とか「ご家族は何人ですか」
なんて聞いてきたら、誰だって不審に思うし、あるいはびっくりして答えようとする気も
おきないかもしれない。
当然はじめて話しかける方には名乗るし、職員の方の計らいではじめに訪問したとき
自己紹介もさせて頂いている。でもそんなの聞いてないかもしれないし、聞いても
知ったこっちゃないかもしれない。自己紹介は一応マイクでしたが、耳が遠くて聞こえ
てない人もいるかもしれない。それに毎日同じ人が通うわけでもないのだ。
大事なのはここに通う人は程度の差こそあれ介護が必要とされる方ばかりということだ。
これを忘れちゃいけない。介護のレベルは1~5まであるが、最低でも1は認定してもらわ
ないといけない。逆に言えば、歳をとってもピンピンして自分で何でもできる人は通えない。
当然足腰が悪い人が多く、車いすや歩けるとしても杖をついてやっと歩ける人が
ほとんどだ。
でも私にしてみれば身体的な不自由のみで通っておられる方は接するのに全く問題ない。
大変なのは認知症、いわゆるボケた方だ。私が通っているところは80~90代という高齢
の方が多く、個人差はあるがほとんどの方が何らかの認知症にかかっていると思われる。
今日の昼食何を食べたかはもとより、自分の名前すら忘れてしまう方もおられた。
あるいは今も現役のセールスマンとして働いていると勘違いして、どうして自分がここに
いるのか分からないような方もおられた。同じ言葉を延々と繰り返す方もいる。
そんな感じなので、お話をする(主に話を聞く)といってもなかなか難しい部分もあるのだ。
でもそれは私自身が不慣れでまだ肩に力が入っているせいもあるかもしれない。施設に
通われている方は1週間で100人以上と、今はまだお名前を覚えるだけでも大変だが、
慣れてきたらもっと自然に接せられるようになりたい。
通われている全員のお名前と顔を覚えるのが今の私の目標だ。
でもそんなおじいちゃんの内心を知った時、見方がガラッと変わる。
実は夕飯の団らん時とかに、一番下の孫が部活でバスケットボールを毎日頑張っている
ことや、その子は高三でできればバスケで推薦入学したいと思っていることを聞いている
のだ。バスケをしている割に背は大きくないが、素直で優しい子。毎日熱心にバスケに
打ち込んでいる様をおじいちゃんは微笑ましく思っており、中学高校も推薦で入学した
ので、できれば大学へも推薦でいれてやりたいと思っているのだ。
家族がどこまでおじいちゃんのその気持ちを知っているかは知らないが、ほんとは
おじいちゃんは家族のことをよく考えてくれている。そんなおじいちゃん目線から家族を
見たとき、ちょっと大げさかもしれないが、いままで全く知らなかった別の世界を覗けた
ような気がした。
私にも当然中高生の時代はあったので、そこからの視点でおじいちゃんを思い返すこと
はできる。さらにずっと歳をとって、私は独り身だが、いまでは同級生に子供がいる
者もいる。仮にそういった立場を自分に置き換えてみれば子供を持つ親の立場くらい
までは何とか想像できる。でも想像できるのはせいぜいここまで。
孫を持つおじいちゃんの気持ちにまでは遠く及ばない。正直いっていままではそんな
ことを考えようとすら思わなかった。でもデイサービスに通わせてもらっておじいちゃん
目線で家族を想っている気持ちを知るとハッと視野が広がったような気がしたし、生きて
いるうちにもっと大事にしておけば良かったとも思った。
また、ある女性(83歳で足腰が悪く車いすには乗っているが頭はしっかりされている)
からは今から50年ほど前の東京オリンピック(1964年)で裸足のランナーとして
世界的に有名となったアベベを生でと見たという話も聞いた。昔アベベという有名な
ランナーがいたというのは知っていたが、ほとんど教科書に載るような歴史上の人物
くらいの感じで、正直実感はわかなかった。
だがこうして実際に生で見たという方から直接話が聞けると、とたんに身近に感じ
られた。まるで実際にその場にいたような興奮も覚えた。お年寄りから話を聞けるのは
歴史の教科書を読むよりよっぽど面白いかもしれない。
それ以来、外を歩いていても、ついお年寄りに目が行くようになった。変な言い方だが、
急にお年寄りが増えたような気がした。いままでは近所を歩いていて見ていたのに見て
いなかった。目に入らなかったのだ。最近はお年寄りのことをみて「この方はどんな
人生を送ってこられたのかなあ」なんて思うようになった。
お年寄りの目線で世の中を見ることは視野も広がる。人生の先輩であるお年寄りの話を
今から聞いておくことは、当然自分もそのうちなるわけで、予習をすることでもあると思う。
ありがたい経験をさせてもらったと思う。
実は夕飯の団らん時とかに、一番下の孫が部活でバスケットボールを毎日頑張っている
ことや、その子は高三でできればバスケで推薦入学したいと思っていることを聞いている
のだ。バスケをしている割に背は大きくないが、素直で優しい子。毎日熱心にバスケに
打ち込んでいる様をおじいちゃんは微笑ましく思っており、中学高校も推薦で入学した
ので、できれば大学へも推薦でいれてやりたいと思っているのだ。
家族がどこまでおじいちゃんのその気持ちを知っているかは知らないが、ほんとは
おじいちゃんは家族のことをよく考えてくれている。そんなおじいちゃん目線から家族を
見たとき、ちょっと大げさかもしれないが、いままで全く知らなかった別の世界を覗けた
ような気がした。
私にも当然中高生の時代はあったので、そこからの視点でおじいちゃんを思い返すこと
はできる。さらにずっと歳をとって、私は独り身だが、いまでは同級生に子供がいる
者もいる。仮にそういった立場を自分に置き換えてみれば子供を持つ親の立場くらい
までは何とか想像できる。でも想像できるのはせいぜいここまで。
孫を持つおじいちゃんの気持ちにまでは遠く及ばない。正直いっていままではそんな
ことを考えようとすら思わなかった。でもデイサービスに通わせてもらっておじいちゃん
目線で家族を想っている気持ちを知るとハッと視野が広がったような気がしたし、生きて
いるうちにもっと大事にしておけば良かったとも思った。
また、ある女性(83歳で足腰が悪く車いすには乗っているが頭はしっかりされている)
からは今から50年ほど前の東京オリンピック(1964年)で裸足のランナーとして
世界的に有名となったアベベを生でと見たという話も聞いた。昔アベベという有名な
ランナーがいたというのは知っていたが、ほとんど教科書に載るような歴史上の人物
くらいの感じで、正直実感はわかなかった。
だがこうして実際に生で見たという方から直接話が聞けると、とたんに身近に感じ
られた。まるで実際にその場にいたような興奮も覚えた。お年寄りから話を聞けるのは
歴史の教科書を読むよりよっぽど面白いかもしれない。
それ以来、外を歩いていても、ついお年寄りに目が行くようになった。変な言い方だが、
急にお年寄りが増えたような気がした。いままでは近所を歩いていて見ていたのに見て
いなかった。目に入らなかったのだ。最近はお年寄りのことをみて「この方はどんな
人生を送ってこられたのかなあ」なんて思うようになった。
お年寄りの目線で世の中を見ることは視野も広がる。人生の先輩であるお年寄りの話を
今から聞いておくことは、当然自分もそのうちなるわけで、予習をすることでもあると思う。
ありがたい経験をさせてもらったと思う。
このあとは株の話とは違うが、今月からはじめたことを書いてみたい。
何をはじめたかと言うと今月からボランティアをはじめたのだ。ちょうど梅雨明けの時期
とも重なり、毎年6月から7月にかけてラーメン屋や定食屋さんでよく見かける「冷やし
中華はじめました」と似ている。「ボランティアはじめました」というような感じかもしれ
ない。ただはじめたからには季節限定ではなく、少なくとも半年から1年くらいは続けて
みたいと思っている。
内容はというとデイサービスに訪問しておじいちゃんやおばあちゃんとお話することだ。
デイサービスというのは介護が必要とする方向けの、いわば大人の保育園みたいなものだ。
ここに来れば風呂や食事、トイレの世話までなんでもしてもらえる。でも泊まり込みの老人
ホームとは違うのは日中だけ開いて夕方には皆さん帰宅する。朝職員の人が車で迎えに
行って夕方車で送り届けるまでが1日となる。
私が通う時間帯は取引が終わった夕方15時半から最後の方が帰宅する17時くらい
までだ。週二回くらいのペースで通うつもりだ。お話すると言っても何かおもしろいことを
しゃべる必要はないらしく、求められても私にはその技術はない。かといって自分のことを
ベラベラしゃべる必要もないらしい。こちらから積極的にしゃべるというより相手(お年寄り)
のお話を聞くのが目的だ。
私も別にもう若いという歳でもないが、ここに通っているおじいちゃんやおばあちゃんから
すれば子供や孫の歳にあたり、若い人と話すのは楽しいことでもあるようだ。おかげで
毎回楽しくお話させてもらっている。
女性は年を取ってもある程度周りの人とおしゃべりをしたりして社交的だ。それで
ストレスを発散したりもする。それに対して男性はもともとも無口な性格な方だと歳を
とるとほとんどしゃべらなくなる。でもそんな男性でも以前していた仕事のことや、
かわいいと思っている孫の話になるととたんに眉を細ませて、冗舌になったりする。
楽しそうにお話されるのは聞く方も楽しいし、それでストレス発散になれば幸いだ。
言い方はよくないかもしれないが、無口なおじいちゃんはもしかしたら家族の中で
置物的存在かもしれない。家でも車いすでふだんは自分の部屋にいるか、食事の時は
リビングの決まった自分の場所にずっと座っている。家族の会話にもほとんど加わら
ないし、笑ったり怒ったりもしれない。ぶすっとして(そう見えるだけ)表情にも乏しく、
孫たちからすれば何を考えているか分からず、時に怒っているように見えるかもしれない。
何をはじめたかと言うと今月からボランティアをはじめたのだ。ちょうど梅雨明けの時期
とも重なり、毎年6月から7月にかけてラーメン屋や定食屋さんでよく見かける「冷やし
中華はじめました」と似ている。「ボランティアはじめました」というような感じかもしれ
ない。ただはじめたからには季節限定ではなく、少なくとも半年から1年くらいは続けて
みたいと思っている。
内容はというとデイサービスに訪問しておじいちゃんやおばあちゃんとお話することだ。
デイサービスというのは介護が必要とする方向けの、いわば大人の保育園みたいなものだ。
ここに来れば風呂や食事、トイレの世話までなんでもしてもらえる。でも泊まり込みの老人
ホームとは違うのは日中だけ開いて夕方には皆さん帰宅する。朝職員の人が車で迎えに
行って夕方車で送り届けるまでが1日となる。
私が通う時間帯は取引が終わった夕方15時半から最後の方が帰宅する17時くらい
までだ。週二回くらいのペースで通うつもりだ。お話すると言っても何かおもしろいことを
しゃべる必要はないらしく、求められても私にはその技術はない。かといって自分のことを
ベラベラしゃべる必要もないらしい。こちらから積極的にしゃべるというより相手(お年寄り)
のお話を聞くのが目的だ。
私も別にもう若いという歳でもないが、ここに通っているおじいちゃんやおばあちゃんから
すれば子供や孫の歳にあたり、若い人と話すのは楽しいことでもあるようだ。おかげで
毎回楽しくお話させてもらっている。
女性は年を取ってもある程度周りの人とおしゃべりをしたりして社交的だ。それで
ストレスを発散したりもする。それに対して男性はもともとも無口な性格な方だと歳を
とるとほとんどしゃべらなくなる。でもそんな男性でも以前していた仕事のことや、
かわいいと思っている孫の話になるととたんに眉を細ませて、冗舌になったりする。
楽しそうにお話されるのは聞く方も楽しいし、それでストレス発散になれば幸いだ。
言い方はよくないかもしれないが、無口なおじいちゃんはもしかしたら家族の中で
置物的存在かもしれない。家でも車いすでふだんは自分の部屋にいるか、食事の時は
リビングの決まった自分の場所にずっと座っている。家族の会話にもほとんど加わら
ないし、笑ったり怒ったりもしれない。ぶすっとして(そう見えるだけ)表情にも乏しく、
孫たちからすれば何を考えているか分からず、時に怒っているように見えるかもしれない。
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プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。
しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。
まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。
まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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