週間成績（10月19日～10月23日分）

日付	曜日	収支
10月19日	(月)	9,000
10月20日	(火)	47,000
10月21日	(水)	37,000
10月22日	(木)	21,000
10月23日	(金)	20,000
合計		134,000
資金		4,798,961

良かった。今週は珍しく一週間負けなしだった。

上の収支だけ見ると、日記を書き始めた資金100万ぐらいで取引している頃とそんなに変わり
ない気もする。だけど、手数料はたぶんその時の倍ぐらい払っているし、効率で言ったら今の
方が断然悪いのかもしれない。その時でも1日で5万ぐらい取れる時もあったので、利益率が
大きかったとも思う。

だけど、逆にその時は今以上に5万とか10万とか平気で負けていたのだ。収支のボラが大きい
とは、言い換えれば安定性に欠けるという事なのだ。資金100万で月15万稼ぐ為にはリスクを
取ることも必要だった、と言えば聞こえはいいが、上場廃止株を毎日のように触り、含み損でも
平気で翌日に持ち越しをしていた当時の方が実力が上だとは到底思えない。今から思うと、
よくそれで生活できたなあ、と思えるくらいだ。

世論調査では、大抵いつの時代でも今生活している現代より昔の方が良かったと回答する
人が多いそうだ。確か、古代ギリシャのソクラテスとかプラトンの時代でも昔の方が良かった、
と思っていたそうだから、人はいつの世でも自分が生きている時代を悲観的に捉える傾向が
強いのだと思う。

転じて、株式相場について考えて見る。昨日の日記でも書いたが、今月は自分にとってとても
難しい相場だと感じている。去年の暴落相場が懐かしく思うとも書いた。だけど、それは本当
なのだろうか。先ほど挙げた世論調査の例をみても、たぶん去年と比べて、今の相場を若干
マイナス（難しく）に捉えている節があると思う。しかし、それを加味しても、自分の主観に
関わらず、ボラがあるかないかは統計的に見ればはっきりすることだ。

自分の主戦場であるボロ株がどの程度これに関係しているのか分からないが、日経225
オプションのインプライド・ボラリティが20％を割り込んできたと言う。去年の暴落相場では
100％もあったと言うから、いかに今の株価の変動率が小さいかが分かる。それを考えると、
デイトレの場合、去年はボラがあったから勝てた、とも思えてくる。

以前の日記で、自分に取って取引し易いと思う順をこんな風に挙げてたことがある。

①ボラあり＋地合い良い
②ボラあり＋地合い悪い
③ボラなし＋地合い良い
④ボラなし＋地合い悪い

今から考えてもやっぱりその通りだと思ってしまう。今週は③と④の間ぐらいかと思っていたが、
どうも木曜、金曜あたりを見ると徐々に④へ傾きつつある感じだ。④はボラはないし地合いも
悪い、と言う自分が一番厳しいと思っている相場になってしまう。おまけに出来高も少ないので、
三重苦という感じだ。

だけど、それを乗り切らなければ生活できない。幸いにして、今はそれでもコツコツしてゆけば、
一日あたり2～3万ぐらいは取れると思う。ただし、大きな失敗がなければ。去年のような
暴落相場であれば、毎日が怖いのでいやがうえにも自然と気持ちを引き締める。だけど、
今は極端に相場が上にも下にも振れることがないので、それが気持ちを油断させることに
なりかねない。漫然と取引してしまいがちだ。いつも言っているが、本当にこういう時こそ、
大きく取るより、大きく負けない取引を目指さなければいけないと思った。


今は本当に難しい。だけど、一週間を終えて10万以上も取れたら嬉しくてそんなの全部忘れて
しまいそうだ。今月は収支目標をすべてなしにしたと言っても、沢山取れればそれだけ嬉しい
と思う気持ちに嘘はつけない。だから、そんな難しい相場の中でも一週間負けなしで終え
られたことは、もうそれだけで十分感謝すべきことだと思う。色々欲を言いだしたらきりがない。
自分の実力でよく頑張った方だと思う。

来週は今月最終週だ。来週もあまり欲を掻かないようにして取り組みたい
今週勝てたことに感謝したい。

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