生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
6月月間成績
週目 日付 収支
第1週 (03日~07日) -10,768,000
第2週 (10日~14日) 1,962,000
第3週 (17日~21日) 1,419,000
第4週 (24日~28日) 4,721,000
合計   -2,666,000
資金   31,494,343

惨敗の6月だった。

半年ぶりの月間での負け。額は-270万ほどと最終的にはなんとか見られる範囲に
収まっているものの、道中かなり危機的な状況に陥っていた。というのは、はじめに
書いてしまうと出だしの6/6日(木)に9501 東電で1200万も負けてしまったからだ。
一見すると今までではありえいほど大きな金額だ。

やらかしたのはまだ第一週目だったが、このメガトン級ドカンで今月の負けが早くも確定
した。このあといくら頑張ってもプラ転する望みはなく、今月は第二週目以降、敗戦処理
を延々とすることになった。

大きく勝てた先月のこともあるし、地合いがいい時だったらまだプラ転の望みもあった
かもしれない。だが東電後も地合いは最悪と言っていいほど悪く、プラ転しようと前向き
になるほどますます泥沼にはまりそうだった。気持ちが萎えた。デイトレなのでそれでも
やれないことはないが大変厳しい相場が続いた。

それでも来月につなげるために、大きく狙わずコツコツやるしかなかった。結果は月間で
5敗と負け数も多かった。でも泥沼の連敗地獄だけは避けられたし、内心気持ちの揺れは
あったが、東電以降も気持ちを切らさず踏みとどまれたのはまずまずだったと思う。

ただ本当はもっと負け数が多くてもよかったんじゃないかとも思う。いや、もっとこまめに
負けないといけなかったんじゃないかと思う。100万がこまめにと言えるかはわからないが、
うち100万くらいの負けが2~3日あってもいい。それでも確かにプラ転は厳しいが、1日で
1200万負けるよりはだいぶまし。

思えば、今年に入って上げ相場に拍車がかかった4~5月くらいから損切りの回数がめっぽう
減っていた。本当は損切りしないといけない場面なのに、しばらく持っていると必ずと
いっていいほど戻して逃がしてもらった。場合によったら利確までさせてもらえた。

そんなぬるま湯相場に首までどっぷり漬かっていた。下げて下げても「いつか戻す、もう
すぐ戻す」と盲目的に信じ、「あれっ何かおかしい、何か変だ」と気づいた時にはすでに
手遅れだった。詳しくはこのあと触れたい。


話を戻すと、3月に300万を出金した時も、これはもう2度と戻さないつもりで出金した。
1300万のうちの300万は大きいが、取引が順調だったらすぐにまた復活できるし、
それ以上にだって増やせるだろうと思った。後でそれはあってもなくても変わらない
ものになるかもしれない、そう思った。

あってもなくてもとまでは言わないが、実際資金が3000万台になって予備の300万は
3月ほど大きな重さを持たなくなったのはありがたいことだ。これからも出金し続ける
気持ちは忘れないようにしたい。

もう一つは、資金1000万で地固めをしたかったからだ。かつて私は4~5年ほど前まで
1年以上ほとんどずっと100万台で生活していた。資金を増やして生活を楽にしたいのは
やまやまだったが、200万近くに達するとその都度自分で勝手に調整して(負けて)
いたのだ。

ただこの時の経験から100万で嫌というほど地固めができて、100万の感覚を体で覚えた。
このお陰が、その後は700万くらいまでは一度も後ろを振り返ることなく前に進むことが
できた。そのとき念頭に置いたのは、「無理に200万に乗らなくてもいいや」だった。
そうすると肩の力が抜けたのか、不思議なものでスルスルッと200万、300万まで増えた
のだ。

去年は確かに出金もしたが、1年を通してずっと1000万台の前半だった。増やそうと
思っても増やせられなかったのだ。あるときからここは100万の時と同じように神様が
「おまえはここで修行しろ」と言っていると思うようになった。だから今年に入って
調子がよくても敢えて前を急がず、最後のつもりでもう一度3月に岡三から1000万で
再スタートをきったのだ。1000万台で何としても地固めをしたかった。

そうすると不思議なもので、今の相場のお陰というのはもちろん大きいが、その後も
順調に勝たせてもらえた。結局岡三のHPで今月一度も2000万台の資金を見ないまま
3000万台に乗ってしまった。急がば回れというのは本当かもしれない。

でも脇が甘い私だけに、ちょっと油断すればすぐまた見たくない2000万台に戻るのは
確実だ。だからそうならないよう、ドカンもほどほどにしてコツコツ歩んでゆくしかない
と思う。

今月勝てたことに感謝したい。


最後に、私にとって資金1000万の意味について考えてみたい。

私は昨年2度ほど200~300万の出金をし、去年はほとんど毎月1000万前後の資金で
スタートする事が多かった。今年1月も800万弱でスタートしている。これは昨年12月に
8585  オリコと9501  東電力の空売りで300万負けた影響が大きい。今年に入ってから
は順調だったが、3月にやむなくクリックから岡三へ引っ越しする際にも300万ほど出金
して三度1000万で再スタートをきった。

でも本当は大きな買い物をする訳でもないのに出金はしたくない。去年空売りで
こてんぱんにやられて頭を冷やすならまだしも、調子がいいのに出金するのはためらい
もある。しかも相場は超がつくほどのイケイケで、チャンスは山のようにあった。無限信用
で回転が効くとしても資金が足りないと思うことはしょっちゅうだった。

それでも敢えて出金するのには理由があった。一つはリスク管理をするため。これは
今までも何度か日記に書いてきたが、無限信用で回転を効かせれば少ない資金でも大きく
もうけることもできる反面、逆に少ない資金でたくさん負けることも簡単なのだ。

もともと特に守りが弱い私だけにこれは危ないと感じた。1000万は多すぎると思った。
だから1月の800万弱スタートはちょうど良かった。さらに調子がいいときでもまだ油断
ならないと思った。3月に一時1300万を超えたが、岡三オンラインへ引っ越しする際に
もう一度1000万から再スタートすることにした。結果それは杞憂であったが、いざと
いう時に使えるお金をたくさん残して置くというのは安心感にもつながった。

ちょっと余談になるが、7年前楽天証券で150万から株をはじめて以来、出金をしたこと
はあっても入金をしたことはたったの一度もない。もちろん、生活が苦しくてそれをする
余裕すらなかったのだが、何度か100万を切った時でも退場することは毎日考えても
入金なんて頭はまるっきりなかった。

私が勝手に思うことだが、「入出金の法則」というのがあると思う。それは、一度でも
入金したらその後もずっと入金し続ける、逆にそれを我慢して乗り越えたらもうけた
お金をずっと出金し続けられるというものだ。


次に株価急落と高速取引に伴う障害について考えてみたい。

ウォーレン・バフェット氏のように米国では高速取引(HFT)に対して警鐘を鳴らす
動きも最近多いようだ。これに起因すると言われ、一瞬で1000ドル近く下げた3年前の
「フラッシュ・クラッシュ」は記憶に新しいところだ。つい先月もツイッターの誤報で
130ドルほど一瞬で下げたばかり。瞬時に織り込むとも言えば聞こえはいいが、行き
すぎてあり得ない株価を付けることも多い。

23日の東京で前場の前日比+300円から一気に1500円も下げたことは、今月これと
似たようなことが今の日本株でも起きたのではないかと思われる。高速の自動売買が
売りが売りを呼ぶような展開だ。

取引所と証券会社に多大な負荷を負わせ、目に見えない速さで売買することに果たして
意味があるのか、これが流動性なのかと思ってしまう。今月の日本の証券会社同様、
米国でも高速取引が原因でシステム障害も相次いでいるようだ。何かが違うような気が
する。

私も似たようなさや抜きで暮らしているし、法律を犯さない限り、どんなやり方で
あろうと「勝てば官軍」という考えは否定しない。

しかし、速さだけを競うのも方向性としてどうかと思う。0.1ミリ秒(1/10000秒)でも
早く他者を出し抜くため、高額の費用を投じて東証内に高性能サーバを置き、そこで
高速取引を頻繁に行う。高速に出し入れするなら見せ板もOK。同じ土俵に乗っている
気がしない。1秒間に数千回の注文を繰り返せばシステムにも相当な負荷を与えている
だろう。

2年後に日本取引所グループが呼値を細かくするのも、海外のヘッジファンドなどから
挙がる、細かい値幅取りを高速かつスムーズに行いたいという要望に応えるためだ。
そこに本来の投資という目的は見えてこない。仮に呼値を細かくすることによって
デイトレ以外の一般の個人投資家に恩恵があるというのなら納得できる。それは正しい
方向性かもしれないと思う。

だが8411 みずほのように板もぶ厚くて動きの重い低位株であるならば意味があっても、
これはまれなケースだと思われる。数億~数十億円程度の時価総額が低い、ふだん板が
ペラペラの銘柄でこれをやって果たして意味があるのかと思う。どちらかと言えば、
板がペラペラの方が大半を占めるのだ。来年の準備期間で十分検討してもらいたい。


覚悟はしていたが翌日は30円近くもGDし、ちょっと上で捌いたが、それでも前日の
含み損と合わせて70万近くの損失になった。

ただ切った後はようやく肩の荷が下りたというか、さっぱりした気にもなった。疲れも
あったせいか、その後は逆に肩の力を抜いて東電やその他のデイトレで取り返せたのは
ありがたかった。今の相場あってこそだと思う。

今の私だったらあの状況でどんな含み損が大きくても、ツールが動いてさえいれば何が
何でも最後に切る、絶対切る。それができなかったのがやるせない思いだった。叶わない
話だが、私としては13日(月)の補償はいいから、今回のこっちの方を何とかしてくれって
心境だった。岡三はツールが固まったらWEBもあるよというが、きっとその時は殺到
するだろう。WEBも固まるんじゃないかと思う。

あの大引け間際の一瞬、岡三が動かないことを悟ると、ヘッジのため松井から東電を
2万株空売りしようか考えた。でも翌日の罰金のような手数料をためらってやめてしま
った。実はすでに数日前に1808 長谷工でポカをして痛い目に遭っており、それが頭を
よぎったのだ。

でも今から考えれば半分の1万株だけでも売っておけばよかったかもしれない。さらに
もっと言えば、資金は150万ほどと少なめだがライブスターもあった。ここで5千株でも
引成で売っておけば、ちょっとは気休めになったかもしれない。

こういう時、いつも問われるのは土壇場力だ。いざという時でも、柔軟かつ冷静に対応
する力が私には足りない。それを改めて実感した。この週に限らず、目まぐるしく
いろんな事があった1ヶ月だった。


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2014/7/22 改訂対応
手数料計算(現物)
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現物

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手数料計算(信用)
2013年8月時点
信用

手数料 
片道無料 
プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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