生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
12月月間成績 | ||
週目 | 日付 | 収支 |
第1週 | (01日~02日) | 123,000 |
第2週 | (05日~09日) | 216,000 |
第3週 | (12日~16日) | 248,000 |
第4週 | (19日~23日) | 85,000 |
第5週 | (26日~30日) | 196,000 |
合計 | 868,000 | |
資金 | 12,733,218 |
今月は前置なしにまずは週間で取引を追ってみたい。
第一週目。この週は2日間だけだったが、初日はNYダウが490ドルも上げたのを受けて
いるので、日本株も全面高だった。ただこういった寄りが高い時はかなりの確率で寄り天
を警戒しないといけないが、この日の日経平均は陽線で引け、次の日も続伸した。
さらに全体的に動く銘柄も多く、出来高もまずまずだったので、今月は久々にやりやすい
月になるかもしれないと感じた。ここ数年12月は強いというイメージがあり、期待を込めて
これが続くことを望んだ。
第二週目。この週はNYの動きに歩調を合わせて、という風に強弱が入り混じったと思う。
週間を通してボロ株の動きが良かったので、多くの銘柄にコツコツ入っていった。中でも
毎日追いかけていたのが8836 RISEだ。珍しく順張りでも1万株ずつ入れて見て、それで
何回か1円抜きできたのが良かったと思う。
他には木曜(8日)に9501 東電力が寄りから落ちてきたところを拾ったが、これはかなり
冷やっとした。始めは軽い気持ちで食い下がっていたたら、買えども買えども下げ止まらず、
あっという間に10万近くの含み損になってしまった。切るのをためらっていたら運良く一瞬
だけ250円強まで戻してくれたのでそこで何とか逃げ切った。「最低1兆円の公的資金注入」
との理由で売りが出たようだが、そんなの確認せず不用意に入ってしまったのがいけなか
った。この銘柄の場合、材料を確認し、一呼吸してから入るようにしないといけない。
久しぶりに朝一から目の覚めるような急落だった。
第三週目。相場の雲行きがだんだん怪しくなってきた。日経平均の1日の振れ幅は少なく、
日足は相変わらずコマのような形が多い。ボロ株も次第に動きが緩慢になってきた中で、
4406 新日本理化を親玉とする仕手群が連日派手に乱高下していた。4406 新日本理化
自体は触らなかったが、関連銘柄でちょこちょこ取れたので助かった。
それと、木曜(15日)は今月ただ1日だけ10万以上取れた日だった。この日一番大きな
利益になったのは、4798 LCAHDで、11-12円間で4万株1円抜きが成功した。超ボロ株
とも言える危険なハイリスクの銘柄ではあるが、数日前からタイミングを計っており、
それが上手くヒットした感じだ。狙い通りなので取引自体は悪くない。ただ、たった1円の
上下で含みが4万も上下するのは心臓に悪く、一歩間違うとギャンブルになりかねない。
今後もこういった銘柄に対しては、頻繁に狙って取れるようなものではない、と肝に銘じて
おかないといけない。
第四週目。地合いが悪くなってきた。この週はしょっぱな月曜(19日)から
9898 サハダイヤで12万もの大負けをしてしまった。本当は始め17万の損切りをしたの
だが、その後5万株1円抜きで少し取り戻してこの額まで減らしたのだ。始めから大ロット
2万株ずつくらいでバンバン入っていったのがいけないのに往生際が悪い。
一度損切りツールで底値(27円)で損切りさせられた後、悔しい思いで今度は普通なら
決して入れないだろう5万株もの大ロットで入り(28円)直したのがいけなかった。結果は
確かに利確できたしタイミングも間違っていなかったとは思うが、買う量が多すぎる。
27円は確かに売り場ではなく大きな買い場だった。すぐに切り返し、27円の出来高は
ほとんど自分が作ったものだ。27円は逆張り派だったら売るのではなく絶好の買い場
だったと思う。だけど、それは通常の話。そもそも損切りラインに引っかかるまで含み損
を抱え、さらにナンピンしまくってしまったのがいけないのだ。強制的に切られたくなけ
れば、始めからそんなことをしてはいけない。始めのこの過ちがある以上、それ後
どんな状況になろうとも、その場でスパッと切るのが正しいとしか言いようがない。
その後28円で5万株入れるのも一気に取り戻したいという欲がありありと現れており、
これも禁断の行為だったと思う。正直いって今でも悔しい思いはあるが、一旦は負けを
負けとして自分の腹に飲み込まないといけなった。それができないと今回みたいに頭に
血が昇ってこんなことをしてしまうのだと思う。
今回はたまたま上手くいったが、こういう時はそもそもが冷静ではないので、逆にさらに
深手を負う確率も高く、そうしたら立ち直るのがいよいよ困難なくらいの大負けになって
いたかもしれない。月曜(19日)は今月始めての負けであり、かなり強気な気持ちで
あったのは間違いない。
第五週目。地合いうんぬんと言うよりも、市場の閑散っぷりが半端なくなった。火曜
(27日)には前日に続き東一の売買代金と出来高が今年最低を更新した。出来高が
8億株、売買代金が4600億なんて、「半日か、」と思わず突っ込みたくなるほどの
少なさだった。毎年クリスマスあたりからこうなることは予想できたが、今年の薄商い
は群を抜いていた。月間の出来高もわずかながら30億株を切り、これで3ヵ月連続で
前月を割り込んだ。
ただ利益だけをみればこの週も十分だったと思う。触った銘柄はそれほど多くないが、
9501 東電力や2160 M-GNI、3204 トーア紡など日替わりで3~5万くらいずつ
取れたのが大きい。特に9501 東電力は水曜(28日)に一気に20円下げ、200円も割り
込んでくると、いよいよ株価が自分の主戦場に入ってきたので毎日頻繁に触った。
一方で水曜はこの銘柄で大きな損切りもした。よく動くし出来高も申し分ないので、
気兼ねなく大きく張れ、取りたいという欲が取引に全面に出てしまったと思う。動く反面
トリッキーな動きも多いのでリスクも大きく来月も要注意だ。自分がよく触る価格帯だと
入りやすく思う一方、油断してドカンと大負けしやすくもある。
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今月大きく取り上げたのは2160 M-GNIと8918 ランドだ。理由は負け額が大きかった
からだが、2~3万くらいの損失であっても「あともう1~2円早く切れたらなあ」と後悔する
ことが今月は多かったように思う。情けないことに、株を始めて5年半にもなるのに、株で
生活もしているのに、未だに損切りがスパッとできない。
なぜ損切りをためらうかと言えば、それは損失を確定し、資金を減らすことが嫌だからだ。
「含み損でも持っていればもしかしたら戻すかもしれない」と、そのささやきが頭にあると
損切りの手が止まる。当り前だが、誰だって負けようと思ってやっている人はいない。
勝とうと思って資金を増やそうと思って、前を向いてやっている。だが損切りすることは、
後ろ向きになって後退することなので、それをするのが嫌なのだ。
だから、極力前を向いていたいのだが、含み損を抱えてしまうと前を向いているつもりでも
いままで近くに見えていた景色がどんどん遠くに離れていってしまう。自分の買値が板
から消え、はるか上空になってしまう。「あれ、おかしいな」と思うと、その時はすでに
スタート地点から離れてしまったなんてことも多い。
だけど、潔くスパッと投げると傷も浅く済むし、気持ちもすぐに切り替えることができる。
含み損を抱えてやきもきする時間が短いので精神的にも良いと思うし、早く切った分、他の
銘柄のチャンスに入ることもできる。
言っていて矛盾するようにも聞こえるが、すぐに負けを認める潔さが逆に将来の勝ちに
繋がるのだと思う。今月は特にそう感じた。単にその場限りでの損得にこだわるのでは無く、
もっと広い視野にたって相場に臨まないといけない。『負けるが勝ち』という諺は株にも
当てはまる。
「儲けようとして何かビジネスをすると失敗する」、カンブリア宮殿やガイアの夜明けをみて
いると何かの分野で個性的かつ大きく成長した企業の社長さんがよく言う言葉だ。「儲けを
追求しなくて営利企業としてやってゆけるのか、きれい事じゃないのか」という疑問もあるが
あまりによく聞く言葉なので、これは本当なのだろうと思う。先日はヤマトホールディングス
の会長がそれを強く言っていたのが印象深い。「お客さんへのサービスが第一で利益は
そのあと」だとおしゃっていた。
なんでもかんでも株に当てはめてみるのは私の悪い癖だが、この言葉を聞いて「なるほど、
株取引もそうだよなあ」と思った。株をする者なら誰だって勝ちたいし利益が欲しい。だけど、
血気盛んに前のめりになって「儲けよう儲けよう」なんて思っても結果は全然伴わない、
むしろボロ負けするのがオチだろう。
逆に、気持ちをゆったりと構え、とにかく損切りのことだけ考えて、「利益より大損だけは
しないようにしよう」と考えていると案外調子よく勝てたりする。いつでも負けること(損切り
のこと)を考えていると、逆にそうする機会は減ってくるし、そうしたとしても傷は浅く済む
ことが多い。
このことから、「儲けようとして株取引をすると失敗する」と言っても嘘ではないと思う。
儲けたい気持ちはやまやまだけれども、それを極力抑え『負けるが勝ち』の精神で相場に
臨むと結果として勝っている。矛盾するようだが、だからこそ株で勝つのは難しいのだと
思う。取引とはそいうものかもしれない。取引の場合、ビジネスではないのでお客は
いないが、お客の声の代りに相場の声に謙虚に耳を傾ける努力が必要ではないかと
思った。
「カジノの深みにはまった」と言って先日逮捕されたのが大王製紙の井川意高前会長だ。
カジノにはまったきっかけは、「株式の先物取引やFX取引で多大な損失を出した後に、
たまたま訪れたカジノでもうけ、当初、大きな利益を得ることもあったこと」だったという。
たまたまのビギナーズラックがより大きな不幸をもたらしたように思う。相場で喰っている
者として、カジノと株取引が一緒くたにされているような気がするのがちょっと心痛い。
だが、株取引もやりようによってはいくらでもギャンブルになるのは身に沁みて感じて
いることだ。だから否定できないのが正直なところだ。
カジノはギャンブルの最たるものであり負けるべくして負けたとも言えるが、井川前会長
はその前の損失を取り戻したいと強く思う故にますます「儲けよう」と思って深みに
はまったのだと思う。「儲けよう」と強く思った時点でカジノでも株でもFXでも、どれに手を
出しても、心が穏やかではないのだから負けるのは必然だったように思う。
私は未だにちょっと油断するとギャンブル取引をしそうになるし、してしまう事も多い。
でもそれでは勝てないし生き残れない。だからこれからも絶えず強い気持ちを保ち、
ギャンブル以外の道を地道に探って行かないといけないと思う。
今月勝てたことに感謝したい。
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からだが、2~3万くらいの損失であっても「あともう1~2円早く切れたらなあ」と後悔する
ことが今月は多かったように思う。情けないことに、株を始めて5年半にもなるのに、株で
生活もしているのに、未だに損切りがスパッとできない。
なぜ損切りをためらうかと言えば、それは損失を確定し、資金を減らすことが嫌だからだ。
「含み損でも持っていればもしかしたら戻すかもしれない」と、そのささやきが頭にあると
損切りの手が止まる。当り前だが、誰だって負けようと思ってやっている人はいない。
勝とうと思って資金を増やそうと思って、前を向いてやっている。だが損切りすることは、
後ろ向きになって後退することなので、それをするのが嫌なのだ。
だから、極力前を向いていたいのだが、含み損を抱えてしまうと前を向いているつもりでも
いままで近くに見えていた景色がどんどん遠くに離れていってしまう。自分の買値が板
から消え、はるか上空になってしまう。「あれ、おかしいな」と思うと、その時はすでに
スタート地点から離れてしまったなんてことも多い。
だけど、潔くスパッと投げると傷も浅く済むし、気持ちもすぐに切り替えることができる。
含み損を抱えてやきもきする時間が短いので精神的にも良いと思うし、早く切った分、他の
銘柄のチャンスに入ることもできる。
言っていて矛盾するようにも聞こえるが、すぐに負けを認める潔さが逆に将来の勝ちに
繋がるのだと思う。今月は特にそう感じた。単にその場限りでの損得にこだわるのでは無く、
もっと広い視野にたって相場に臨まないといけない。『負けるが勝ち』という諺は株にも
当てはまる。
「儲けようとして何かビジネスをすると失敗する」、カンブリア宮殿やガイアの夜明けをみて
いると何かの分野で個性的かつ大きく成長した企業の社長さんがよく言う言葉だ。「儲けを
追求しなくて営利企業としてやってゆけるのか、きれい事じゃないのか」という疑問もあるが
あまりによく聞く言葉なので、これは本当なのだろうと思う。先日はヤマトホールディングス
の会長がそれを強く言っていたのが印象深い。「お客さんへのサービスが第一で利益は
そのあと」だとおしゃっていた。
なんでもかんでも株に当てはめてみるのは私の悪い癖だが、この言葉を聞いて「なるほど、
株取引もそうだよなあ」と思った。株をする者なら誰だって勝ちたいし利益が欲しい。だけど、
血気盛んに前のめりになって「儲けよう儲けよう」なんて思っても結果は全然伴わない、
むしろボロ負けするのがオチだろう。
逆に、気持ちをゆったりと構え、とにかく損切りのことだけ考えて、「利益より大損だけは
しないようにしよう」と考えていると案外調子よく勝てたりする。いつでも負けること(損切り
のこと)を考えていると、逆にそうする機会は減ってくるし、そうしたとしても傷は浅く済む
ことが多い。
このことから、「儲けようとして株取引をすると失敗する」と言っても嘘ではないと思う。
儲けたい気持ちはやまやまだけれども、それを極力抑え『負けるが勝ち』の精神で相場に
臨むと結果として勝っている。矛盾するようだが、だからこそ株で勝つのは難しいのだと
思う。取引とはそいうものかもしれない。取引の場合、ビジネスではないのでお客は
いないが、お客の声の代りに相場の声に謙虚に耳を傾ける努力が必要ではないかと
思った。
「カジノの深みにはまった」と言って先日逮捕されたのが大王製紙の井川意高前会長だ。
カジノにはまったきっかけは、「株式の先物取引やFX取引で多大な損失を出した後に、
たまたま訪れたカジノでもうけ、当初、大きな利益を得ることもあったこと」だったという。
たまたまのビギナーズラックがより大きな不幸をもたらしたように思う。相場で喰っている
者として、カジノと株取引が一緒くたにされているような気がするのがちょっと心痛い。
だが、株取引もやりようによってはいくらでもギャンブルになるのは身に沁みて感じて
いることだ。だから否定できないのが正直なところだ。
カジノはギャンブルの最たるものであり負けるべくして負けたとも言えるが、井川前会長
はその前の損失を取り戻したいと強く思う故にますます「儲けよう」と思って深みに
はまったのだと思う。「儲けよう」と強く思った時点でカジノでも株でもFXでも、どれに手を
出しても、心が穏やかではないのだから負けるのは必然だったように思う。
私は未だにちょっと油断するとギャンブル取引をしそうになるし、してしまう事も多い。
でもそれでは勝てないし生き残れない。だからこれからも絶えず強い気持ちを保ち、
ギャンブル以外の道を地道に探って行かないといけないと思う。
今月勝てたことに感謝したい。
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第三週目。15日(火曜)に東一の売買代金・出来高が今年最低を記録し、地合いも悪く
連日年初来安値を更新する銘柄が続出した。しかし、そんな中でも先月お世話になった
2160 M-GNIや他のボロ株が比較的動いてくれたので、この週久々に20万以上取れた。
こんな荒れ相場にあっても自分の逆張りが機能してくれたのは有り難かった。
第四週目。前週たくさん取れて気が緩んだのか、この週はしっぺ返しをもらった。22日
(火曜)に2160 M-GNIで暴落があったのだが、それに捕まったのだ。いや正確には
自ら捕まりにいった、ゴキブリホイホイに自分から入りにいった、というのが正しいだろう。
急騰した21日(月曜)の大引け後に悪魔のMSワラント(MSSO)が発表されたのを知って
いたからだ。
いくら急落した銘柄に飛び込むのが好きな私でもMSSOやMSCBだけは用心する。一旦
これに手をつけたら株価は際限なく下げてゆくからだ。だから安易に突っ込んでは
いけないと思っていたのに、それを無視して買ってしまった。前場30分くらいは様子見で
いたが比較的おとなしい動きだったので「これは大丈夫かな」なんて油断したのがいけ
なかった。10時前からの突然のナイアガラにも強気でナンピンしまくってしまった。先の
8918 ランドと同じだ。
この銘柄での損失は13万となったが実はこれでも少し減らした方だった。投げた後で
もう一度ちょこちょこ拾い直して2万くらい取り戻しているからだ。
思い返してみれば、この銘柄には先月から今月途中までほとんど負けておらず、自分で
知らず知らずのうちに「よおし、取ってやろう」という前のめりの気持ちが強くなっていた
のだと思う。冷静に考えればチャートをだけ見てもかなりの高値圏にあり、ギャンブルの
危ない動きであったのに、強気が自制する気持ちを振り切ってしまった。こういう時の
興奮した、楽しい気持ちは倒産株を触るのに通じるものがあると思う。
一番危険な状態だった。まだこれくらいの損失で勘弁してもらって助かったと思わないと
いけない。この手の急落にはそもそも手を出してはいけなかったし、出したとしても3回も
ナンピンして10円以上抜かれた時点で、もう勝負は付いていた。当初の自分の思惑とは
かなりずれているので、その時点ですぐに負けを認めてスパッと投げないといけなかった。
第五週目。一転して地合いが急速に回復してきた。今まで吹き上がるのはJASDAQや
大証の低位ばかりだったが、東一低位にまで資金が周り始めたのだ。
7999 MUTOHホールディングスや8007 高島、4614 トウペなどが吹き上がった。実際
にはまだこれらの銘柄にほとんど触れていないのだが、これらに触発されたのか他の
銘柄も動き出しているのが多く、全体的な雰囲気を良くしてくれたと思う。
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連日年初来安値を更新する銘柄が続出した。しかし、そんな中でも先月お世話になった
2160 M-GNIや他のボロ株が比較的動いてくれたので、この週久々に20万以上取れた。
こんな荒れ相場にあっても自分の逆張りが機能してくれたのは有り難かった。
第四週目。前週たくさん取れて気が緩んだのか、この週はしっぺ返しをもらった。22日
(火曜)に2160 M-GNIで暴落があったのだが、それに捕まったのだ。いや正確には
自ら捕まりにいった、ゴキブリホイホイに自分から入りにいった、というのが正しいだろう。
急騰した21日(月曜)の大引け後に悪魔のMSワラント(MSSO)が発表されたのを知って
いたからだ。
いくら急落した銘柄に飛び込むのが好きな私でもMSSOやMSCBだけは用心する。一旦
これに手をつけたら株価は際限なく下げてゆくからだ。だから安易に突っ込んでは
いけないと思っていたのに、それを無視して買ってしまった。前場30分くらいは様子見で
いたが比較的おとなしい動きだったので「これは大丈夫かな」なんて油断したのがいけ
なかった。10時前からの突然のナイアガラにも強気でナンピンしまくってしまった。先の
8918 ランドと同じだ。
この銘柄での損失は13万となったが実はこれでも少し減らした方だった。投げた後で
もう一度ちょこちょこ拾い直して2万くらい取り戻しているからだ。
思い返してみれば、この銘柄には先月から今月途中までほとんど負けておらず、自分で
知らず知らずのうちに「よおし、取ってやろう」という前のめりの気持ちが強くなっていた
のだと思う。冷静に考えればチャートをだけ見てもかなりの高値圏にあり、ギャンブルの
危ない動きであったのに、強気が自制する気持ちを振り切ってしまった。こういう時の
興奮した、楽しい気持ちは倒産株を触るのに通じるものがあると思う。
一番危険な状態だった。まだこれくらいの損失で勘弁してもらって助かったと思わないと
いけない。この手の急落にはそもそも手を出してはいけなかったし、出したとしても3回も
ナンピンして10円以上抜かれた時点で、もう勝負は付いていた。当初の自分の思惑とは
かなりずれているので、その時点ですぐに負けを認めてスパッと投げないといけなかった。
第五週目。一転して地合いが急速に回復してきた。今まで吹き上がるのはJASDAQや
大証の低位ばかりだったが、東一低位にまで資金が周り始めたのだ。
7999 MUTOHホールディングスや8007 高島、4614 トウペなどが吹き上がった。実際
にはまだこれらの銘柄にほとんど触れていないのだが、これらに触発されたのか他の
銘柄も動き出しているのが多く、全体的な雰囲気を良くしてくれたと思う。
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まず第一週目。今月も初っぱなの1日(火曜)から負け。金額的には3万ほどで大した額
ではないのだが4041 日本曹で2万5千負けたあと、他の銘柄でも全く取れなかったのが
痛い。月初から負けるととにかく気持ちがしおれる。
先月はギリシャの債務問題に関して各国の協力でやっと借金の50%減免で解決に向い
そうになったばかりなのに、今度はギリシャ自身が支援策を受けるかどうか国民投票を
すると首相が言い出してきたのだ。いきなりちゃぶ台をひっくり返すような話だ。結局
すぐに撤回されたが、欧州問題はその後も収まらず、イタリア、スペインから、フランス、
ドイツにまで飛び火し、今月も結局この問題で振り回されることになった。
第二週目。急速に地合いが悪化してきた。この週決算が期限内に提出できなかった
7733 オリンパスは監理ポストに指定され、値動きが東電化した。8411 みずほも100円
まで落ちボロ株入りした。それでも主力の日経平均はまだ8500円を維持していたが、
それより先んじる格好でボロ株への売り圧力が強く、かつ出来高も少ないので、下手に
買いで入ると同値で逃げることすら困難になることもしばしばだった。
この週は8918 ランド一色だった。8日(火曜)に高値20円から安値15円(終値16円)まで
大暴落したのだが、その下落の間、落ちても落ちても2万株ずつナンピンしまくって
しまった(18円から15円まで最大8万掴んだ)のだ。終値で含み損になる可能性も高
かったのに、その日どうしても切れず、久しぶり禁を犯す含み損持ち越しをしてしまった。
今から思えば怪しさ満載の動きだったので、「これは下げすぎ、すぐにリバウンドする
だろう」なんて淡い期待を抱いてはいけなかった。いくら後ろ髪を引かれてもその日のうち
に清算しないといけなかった。しかし、翌日もまったく反発させてもらえず、結局11日
(金曜)まで粘ったが意味もなく、ほとんど15円で投げ8万の損失になった。
ナンピンしても初日に投げていたら負けは半分で済んだ。悔しさは残るだろうが、翌日
は気分を切り替えて臨むことができる。しかし、持ち越しすると場が引けた後も気が気
ではない。何しろ超ボロ株ともいえる10円台の株価だ。3晩も大量に掴んでいたので
「何か悪材料がでやしないか、つぶれやしないか」、と心休まらなかった。しかも場中も
同じで、これを掴んでいる間は他の取引に集中できず、ただ「上がってくれー」と祈る
ばかり。いいことは何もなかったように思う。
結局、投げた翌日14日(月曜)に18円まで戻したのだが、つくづく相場というはそういう
ものだと思う。相場とはよくできていると思う。数百万株の厚みを持つ8918 ランドの板
において私が持っていた数万株なんて、微々たるもので、投げようが持っていようが
値動きに影響はほとんどないだろう。今まではそう思っていた。
しかし最近「いや、そうでもないのか」とも思うようになってきた。ここ最近の8918 ランドの
動きを見ていると株価を操作している大口がいるのは確かだ。仕掛ける側としてはなるべく
15-14円あたりで投げさせておきたいのだ。その方が後で上げるとき上値が軽くなって
利益も大きくなる。と考えれば私が11日(金曜)投げ、翌日14日(月曜)に戻したのも
あながち偶然とは言えない気がする。
正直14日(月曜)はかなり悔しかったがこれは仕方ない。相場の神様はよく見ていると
思う。ルールを破った者に勝たせてはくれないのだ。
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ではないのだが4041 日本曹で2万5千負けたあと、他の銘柄でも全く取れなかったのが
痛い。月初から負けるととにかく気持ちがしおれる。
先月はギリシャの債務問題に関して各国の協力でやっと借金の50%減免で解決に向い
そうになったばかりなのに、今度はギリシャ自身が支援策を受けるかどうか国民投票を
すると首相が言い出してきたのだ。いきなりちゃぶ台をひっくり返すような話だ。結局
すぐに撤回されたが、欧州問題はその後も収まらず、イタリア、スペインから、フランス、
ドイツにまで飛び火し、今月も結局この問題で振り回されることになった。
第二週目。急速に地合いが悪化してきた。この週決算が期限内に提出できなかった
7733 オリンパスは監理ポストに指定され、値動きが東電化した。8411 みずほも100円
まで落ちボロ株入りした。それでも主力の日経平均はまだ8500円を維持していたが、
それより先んじる格好でボロ株への売り圧力が強く、かつ出来高も少ないので、下手に
買いで入ると同値で逃げることすら困難になることもしばしばだった。
この週は8918 ランド一色だった。8日(火曜)に高値20円から安値15円(終値16円)まで
大暴落したのだが、その下落の間、落ちても落ちても2万株ずつナンピンしまくって
しまった(18円から15円まで最大8万掴んだ)のだ。終値で含み損になる可能性も高
かったのに、その日どうしても切れず、久しぶり禁を犯す含み損持ち越しをしてしまった。
今から思えば怪しさ満載の動きだったので、「これは下げすぎ、すぐにリバウンドする
だろう」なんて淡い期待を抱いてはいけなかった。いくら後ろ髪を引かれてもその日のうち
に清算しないといけなかった。しかし、翌日もまったく反発させてもらえず、結局11日
(金曜)まで粘ったが意味もなく、ほとんど15円で投げ8万の損失になった。
ナンピンしても初日に投げていたら負けは半分で済んだ。悔しさは残るだろうが、翌日
は気分を切り替えて臨むことができる。しかし、持ち越しすると場が引けた後も気が気
ではない。何しろ超ボロ株ともいえる10円台の株価だ。3晩も大量に掴んでいたので
「何か悪材料がでやしないか、つぶれやしないか」、と心休まらなかった。しかも場中も
同じで、これを掴んでいる間は他の取引に集中できず、ただ「上がってくれー」と祈る
ばかり。いいことは何もなかったように思う。
結局、投げた翌日14日(月曜)に18円まで戻したのだが、つくづく相場というはそういう
ものだと思う。相場とはよくできていると思う。数百万株の厚みを持つ8918 ランドの板
において私が持っていた数万株なんて、微々たるもので、投げようが持っていようが
値動きに影響はほとんどないだろう。今まではそう思っていた。
しかし最近「いや、そうでもないのか」とも思うようになってきた。ここ最近の8918 ランドの
動きを見ていると株価を操作している大口がいるのは確かだ。仕掛ける側としてはなるべく
15-14円あたりで投げさせておきたいのだ。その方が後で上げるとき上値が軽くなって
利益も大きくなる。と考えれば私が11日(金曜)投げ、翌日14日(月曜)に戻したのも
あながち偶然とは言えない気がする。
正直14日(月曜)はかなり悔しかったがこれは仕方ない。相場の神様はよく見ていると
思う。ルールを破った者に勝たせてはくれないのだ。
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11月月間成績 | ||
週目 | 日付 | 収支 |
第1週 | (01日~04日) | 18,000 |
第2週 | (07日~11日) | 34,000 |
第3週 | (14日~18日) | 245,000 |
第4週 | (21日~25日) | 13,000 |
第5週 | (28日~30日) | 143,000 |
合計 | 453,000 | |
資金 | 12,115,974 |
もう毎月まくらことばのように言っているが、今月もやっぱり厳しかった。
とにかく毎日の出来高が少なく動きがない。先月の月間成績で東一の月間出来高が6年
ぶりの少なさだったと書いたが、今月はそれよりさらに少なかった。東一の月間出来高は
310億株で先月は322億株だった。しかも、1日の出来高が20億株を超えた日が先月は
3日あったが今月はゼロだった。当然売買代金も振るわず、「東一の1日あたりの平均
売買代金は1兆円を割り込み、2003年12月以来約8年ぶりの薄商いとなった」という。
先月、今月ともに営業日は20日だから、1日あたりでみても今月の方が出来高が少ない
ことがわかる。月間出来高310億株を20日で割ると、15.5億株/日となる。去年くらいまで
なら、最低これくらいは欲しいという意味で、控えめに20億株あれば、と思っていたが、
それも今は昔の話。今は20億株あれば万々歳で、1日15億株を超えるかどうかがボーダー
ラインという感じなのだ。
実はこのところの薄商いにあっても今月少し期待していたことがあった。今月21日から取引
時間が前場30分延長されたことによって、今まで前場2時間、後場2時間半の合計4時間半
だったのが5時間になったのだ。その反動としてお昼休みが30分減るがサラリーマンと一緒
と考えれば苦ではない。「例え30分でもチャンスを拾える時間が増えるなら」、と思って内心
期待していたが、蓋を開けてみたら実際は全然変わらなかった。
むしろ、延長初日である21日の出来高はなんと12億株、今年最低水準の少なさだった。
地合いの悪いなかで、タイミングが悪かったというのもあろうが、30分増えたにも関わらず
出来高が今まで以上に少ないとなると、出来高が分散される分、場中のガラガラ感がより
際立って感じられる。根本的に日本株そのそのものに魅力がないと出来高は増えないの
だろうと感じた。
一方、先月と比べて対照的だったのは今月は地合いが悪かったことだ。いや、先月だって
それほど日本株の雰囲気が良かった訳ではないのだが、NY株が強かったので釣られて
上がっていた。基本的に日本はアメリカの後追いだ。アメリカが上がれば上がるし、下が
れば下がる。しかし、今月はアメリカが下げると同じくらい下げるくせに、上げる時は半分
くらいしか上げないという日本株の弱さが目立った。
月後半に至り、とうとう日経平均が連日年初来安値を更新するなど、下落相場が染みつき、
全体が煮詰まってきてきた。震災時やリーマンショックの時のように突発的な大暴落がない
代りに下げがズルズルと慢性化し、反発のきっかけが掴めないまま泥沼化している感じだ。
ただ良い点もある。悲観的なことばかり書いてきたが、最終週(第5週)に至って雰囲気が
急に好転してきているように感じるのも確かだ。いままで散々売られ巻くっていたボロ株
にも資金が入り、ボラもでてきた。これはいい傾向だと思う。去年も今頃はカネ余りの資金
が日本にも少し入ってきていたので、来月にも少し期待してみたい。
前置が長くなったが、それでは今月も週ごとに取引を追ってみたい。月のトータルの利益
だけをみれば今月も十分だが、個々の内容をみると自分のダメさ加減をまざまざと痛感
させられる取引が多かった。ルールを破ったり損切りができなかったりと、今月も反省が
盛りだくさんだった。
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ねぶくろ
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自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。
しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。
まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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