生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
今月の勝因をざっと考えてみると信用取引の規制緩和が5割、地合いが3割、自分の
腕が2割くらいなものだと思う。かなり取り組みやすかったせいか、内容的にも17勝
2敗と最近ではかなり負けが少なくて済んだ。だから今月大きく勝てたのは相場の
お陰、自分の腕だと過信するな、浮かれるなということだ。
ただし額が大きいので2割といっても少なくない。利益300万弱に対してであるから、
50~60万という結構な額になる。仮に地合いが悪くも良くもなくて、かつ規制緩和が
なかったとしても50~60万は勝てたんじゃないかと言うことだ。去年と一昨年の毎月
の平均がだいだいそれくらいだからそれほど大きく的は外してないと思う。
残りが今月独自の相場のお陰(規制緩和と地合い)ということになる。まず地合い
から見てみると今月も先月に続き「アベノミクス」効果というか、とんでもない
上げ相場だった。
日経平均は月間740円ほど上げて終盤ついに11,000円まで突破した。これだけでも
7%以上の上昇率で結構すごいが、これ以上にJASDAQやマザーズ、東証2部などが
強かった。私はふだんJASDAQなど低位の小型株を触ることも多い。体感的には千円
近く上げた先月と同じくらいの強さだと感じた。
順張りは苦手でも恩恵は受ける。今の相場、売りが報われない一方、買いはちょっと
くらいのヘマをしても救われる。これでだいぶ助かったとも思う。
腕が2割くらいなものだと思う。かなり取り組みやすかったせいか、内容的にも17勝
2敗と最近ではかなり負けが少なくて済んだ。だから今月大きく勝てたのは相場の
お陰、自分の腕だと過信するな、浮かれるなということだ。
ただし額が大きいので2割といっても少なくない。利益300万弱に対してであるから、
50~60万という結構な額になる。仮に地合いが悪くも良くもなくて、かつ規制緩和が
なかったとしても50~60万は勝てたんじゃないかと言うことだ。去年と一昨年の毎月
の平均がだいだいそれくらいだからそれほど大きく的は外してないと思う。
残りが今月独自の相場のお陰(規制緩和と地合い)ということになる。まず地合い
から見てみると今月も先月に続き「アベノミクス」効果というか、とんでもない
上げ相場だった。
日経平均は月間740円ほど上げて終盤ついに11,000円まで突破した。これだけでも
7%以上の上昇率で結構すごいが、これ以上にJASDAQやマザーズ、東証2部などが
強かった。私はふだんJASDAQなど低位の小型株を触ることも多い。体感的には千円
近く上げた先月と同じくらいの強さだと感じた。
順張りは苦手でも恩恵は受ける。今の相場、売りが報われない一方、買いはちょっと
くらいのヘマをしても救われる。これでだいぶ助かったとも思う。
1月月間成績
年が変わり、今月はいきなり世界が変わったような気がした。
月間でなんと300万近くも勝ってしまったのだ。これまでの月間最高益は大震災の
あった2011年3月の+180万だ。この頃はまだ現物だけでやっていたとは言え、
これだけ動く相場はもう滅多にないだろうから、元手(資金)がかなり増えない限り、
これ以上勝てる月はそうそうないだろうと思っていた。でもそれをあっさり超して
しまったのだ。自分でもびっくりだ。
といっても自分自身では先月と比べてなんら変化があった訳ではない。今月は空売り
は控えめにしたが相変わらず買いでのドカン負けも多く、それほど上手く立ち回れた
とも思えない。それでもこんなに勝たせてもらえた。なんだかちやほやされて勝たせて
もらった感じだ。それと先月の月間成績で書きそびれたが、今月は4064 カーバイドや
6753 シャープなどの禁止銘柄のくくりもとっぱらっていた。もっともこれらはほとんど
触っていない。
なぜこんなに勝たせてもらえたかと言えば、それはすべてとは言わないが相場の
お陰だと思う。これに尽きる。今月から銘柄別の収支も集計してみているが、
それを見ると今月の利益は主に8589アプラスフィナンシャル、8585オリエン
トコーポレーション、8515アイフルのノンバンク株から上げたことが分かった。
先月に続き今月はとにかくこの三兄弟のボラと出来高がすごく、特に前半は毎日
目が離せなかった感じだ。
週目 | 日付 | 収支 |
第1週 | (04日~04日) | 8,000 |
第2週 | (07日~11日) | 1,694,000 |
第3週 | (14日~18日) | 527,000 |
第4週 | (21日~25日) | 168,000 |
第5週 | (28日~31日) | 508,000 |
合計 | 2,905,000 | |
資金 | 10,463,220 |
年が変わり、今月はいきなり世界が変わったような気がした。
月間でなんと300万近くも勝ってしまったのだ。これまでの月間最高益は大震災の
あった2011年3月の+180万だ。この頃はまだ現物だけでやっていたとは言え、
これだけ動く相場はもう滅多にないだろうから、元手(資金)がかなり増えない限り、
これ以上勝てる月はそうそうないだろうと思っていた。でもそれをあっさり超して
しまったのだ。自分でもびっくりだ。
といっても自分自身では先月と比べてなんら変化があった訳ではない。今月は空売り
は控えめにしたが相変わらず買いでのドカン負けも多く、それほど上手く立ち回れた
とも思えない。それでもこんなに勝たせてもらえた。なんだかちやほやされて勝たせて
もらった感じだ。それと先月の月間成績で書きそびれたが、今月は4064 カーバイドや
6753 シャープなどの禁止銘柄のくくりもとっぱらっていた。もっともこれらはほとんど
触っていない。
なぜこんなに勝たせてもらえたかと言えば、それはすべてとは言わないが相場の
お陰だと思う。これに尽きる。今月から銘柄別の収支も集計してみているが、
それを見ると今月の利益は主に8589アプラスフィナンシャル、8585オリエン
トコーポレーション、8515アイフルのノンバンク株から上げたことが分かった。
先月に続き今月はとにかくこの三兄弟のボラと出来高がすごく、特に前半は毎日
目が離せなかった感じだ。
長くなったが最後に今年のデータを載せておく。
まずは年間成績。
年間成績
今年3月までは、地合いの良さに助けられかなり調子がよかった。調子よすぎて毎月
100万のペースで勝てたら今年中に2000万までゆくのではないかなんて思ったりも
した。だけど、株はそんなに甘くなかった。
5月に1916 日ビルドなど建設低位で1日100万近い負けを喫すと、これを契機に
新天地クリック証券に引越しをした。でもここでも信用口座の扱いに苦しんだ。12月
にはかつてないほどの200万もの大損失を出した。これは今まで書いてきたとおりだ。
今月1000万で再スタートしたばかりだと言うのに資金は早くも700万台にまで落ち
込んだ。年間の利益も去年の半分以下だった。ただそれでも前半の貯金でなんとか
食いつなげ、今年も赤字は避けられた。
次に売買区分別の単純損益。
売買区分別損益(万)
※手数料・金利等を除く
6月から空売りを始め、7-8月は触らなかったので除いたががそれ以外の損益を
載せた。これを見ると買いは毎月ほぼ安定しているのに対して、売りは大負けした
月が多い。腕の差は一目瞭然だ。売りでの損失が大きいと買いでもカバーし
切れず、月間トータルでも6、10、12月は負ける結果となった。
なかでも12月の290万はダントツの損失だ。来年から空売り用の資金は買いとは
分けて縮小するが精神面も含めて、売りでの安定が、ひいては取引全体の安定
にも繋がると思う。ここでダメだったら本当に空売りから撤退するほかない。何とか
踏ん張りたい。
今年もいろいろな大失敗をした。それでも今こうして1年を振り返り、今年最後の
日記をコーヒーすすりながら書かけることはありがたいことだと思う。このまま負け
続ければ、来年の今頃はどこかの会社に就職しているかもしれないのだ。1年先
は何も分からない。
来年は信用取引が大きく変わる。それによって出来高や相場自体が変わる可能性
もあるだろう。でもそれを考えるよりまずは自分の気持ちの持ちようが何より大事。
来年こそはもっと強い覚悟で臨まないと生き残れないと考えたい。
今年勝てたことに感謝したい。
まずは年間成績。
年間成績
月 | 収支 |
1月 | 1,061,000 |
2月 | 1,087,000 |
3月 | 1,053,000 |
4月 | 578,000 |
5月 | -695,000 |
6月 | -336,000 |
7月 | 609,000 |
8月 | 756,000 |
9月 | 918,000 |
10月 | -367,000 |
11月 | 778,000 |
12月 | -2,142,000 |
合計 | 3,300,000 |
今年3月までは、地合いの良さに助けられかなり調子がよかった。調子よすぎて毎月
100万のペースで勝てたら今年中に2000万までゆくのではないかなんて思ったりも
した。だけど、株はそんなに甘くなかった。
5月に1916 日ビルドなど建設低位で1日100万近い負けを喫すと、これを契機に
新天地クリック証券に引越しをした。でもここでも信用口座の扱いに苦しんだ。12月
にはかつてないほどの200万もの大損失を出した。これは今まで書いてきたとおりだ。
今月1000万で再スタートしたばかりだと言うのに資金は早くも700万台にまで落ち
込んだ。年間の利益も去年の半分以下だった。ただそれでも前半の貯金でなんとか
食いつなげ、今年も赤字は避けられた。
次に売買区分別の単純損益。
売買区分別損益(万)
区分 | 6月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
現物 | 11 | 8 | -2 | 22 | 20 | 59 |
信用買 | 53 | 67 | 52 | 49 | 88 | 309 |
信用売 | -92 | 40 | -77 | 23 | -291 | -397 |
6月から空売りを始め、7-8月は触らなかったので除いたががそれ以外の損益を
載せた。これを見ると買いは毎月ほぼ安定しているのに対して、売りは大負けした
月が多い。腕の差は一目瞭然だ。売りでの損失が大きいと買いでもカバーし
切れず、月間トータルでも6、10、12月は負ける結果となった。
なかでも12月の290万はダントツの損失だ。来年から空売り用の資金は買いとは
分けて縮小するが精神面も含めて、売りでの安定が、ひいては取引全体の安定
にも繋がると思う。ここでダメだったら本当に空売りから撤退するほかない。何とか
踏ん張りたい。
今年もいろいろな大失敗をした。それでも今こうして1年を振り返り、今年最後の
日記をコーヒーすすりながら書かけることはありがたいことだと思う。このまま負け
続ければ、来年の今頃はどこかの会社に就職しているかもしれないのだ。1年先
は何も分からない。
来年は信用取引が大きく変わる。それによって出来高や相場自体が変わる可能性
もあるだろう。でもそれを考えるよりまずは自分の気持ちの持ちようが何より大事。
来年こそはもっと強い覚悟で臨まないと生き残れないと考えたい。
今年勝てたことに感謝したい。
来年どうするかだが、空売りはやっぱりまだ継続しようと思う。これだけやらかし
といて言うのもなんだが、買いをメインとしつつ細々とやってみたい。
いまだに全面禁止にするにはためらいがある。自分でもそれが単に欲からきている
のか、それとも好奇心や向上心からきているのか分からないがとにかくまだやって
みたい。
これでもまだ懲りてないのかと言われればそれまでだ。つい先日デイトレ日記内で
決めたことをすぐに覆すのも恥ずかしいことだ。すぐ二転三転するのもまだ「迷」って
いる証拠かもしれない。
ただ一つ思うのは、「空売り」自体が悪ではないことだ。今回空売りを永久禁止に
するにあたり、自分のなかで上場廃止株(倒産株)を触るのと同じく絶対悪と
みなそうとも考えた。でもだめだった、当然だろう。
今でも株取引において絶対やってはいけないことを一つ挙げるとすれば、それは
「上場廃止株を触ること」と自信を持って言える。でも空売りはそう思えなかった。
なんとも馬鹿らしく当たり前のことかもしれないが、私に取ってはそれが大事だった。
そう思い込まない限り、やめられそうになかったのだ。
「いや、そんなことはない」という思いがまだあって、それが8585 オリコの取引で
暴発してしまったような気もする。別に負けた事を言い訳しようというのではない。
空売りはダメだダメだと自分のなかで押さえ込もうとした結果、それが抑圧となって
返って一気に吹き出てしまった部分も多少はあるということだ。
来年以降どうするかと言うと、空売りを押し込めるのでなく空売りと共生する道を
探ってゆきたい。具体的には口座を分け100万くらいの枠(資金)でやろうと思う。
幸いにも年末ライブスター証券で信用口座が作れたのでそこでやろうと思う。
今月空売りだけで300万も負けてしまうと、もうあと100万くらい失ったってしょうが
ないんじゃないかと腹をくくり易い。それより、本体の口座(買いだけの口座)では
決して手出ししないことが大事だ。クリック証券で空売りをできない方法、ツールを
止められない方法なども考えてゆきたい。ライブスターは空売りをしたくなった時の
専用の口座。これがゼロになったらそこでお終いにする。
こう書くと専用口座がまるで欲望のはけ口のような扱いになってしまったかもしれ
ない。確かにそれも一理ある。でも全部がそうとも言い切れないとも思っている。
というのは、振り返って見れば6年前買いをした時だって始めは欲望と理性が
ごった煮状態だったはずだ。やりたいことをやって1か月で口座が半壊するが、
その後少しずつ欲望を抑えるすべを探って今日までやってきたのだ。今回もそう
上手くゆくとは限らないが、取りあえずやってみようと思ったことは行動してみたい
性分なのだ。これは我慢しない方がいいと思っている。
それに矛盾するようだが、今年一番よかったことと言えば、それは信用口座が
作れたことだ。自分をここまで狂わし、大損失を招いた根源とも言える信用口座
だが、それでもやっぱり作ってよかったと思う。今はまったく結果がでてないが、
空売りを始めたことによって双方向の目線で相場をみようとした。
私にとって逆張りの空売りをしようとすることは、順張りの買いを勉強するのと
同じこと。図らずもこれがきっかけとなって、いくつか順張りの買いも試してみる
ようになった。
これまで何度試しても決してものにならなかった順張り買いが、逆張り空売りで
負けた逆の発想からやってみようと思ったのだ。同じように逆張り買いの目線は
順張り売りに通じることも知った。今はそうでもないが、これもいつかの日に役に
立つときがくると思う。
といて言うのもなんだが、買いをメインとしつつ細々とやってみたい。
いまだに全面禁止にするにはためらいがある。自分でもそれが単に欲からきている
のか、それとも好奇心や向上心からきているのか分からないがとにかくまだやって
みたい。
これでもまだ懲りてないのかと言われればそれまでだ。つい先日デイトレ日記内で
決めたことをすぐに覆すのも恥ずかしいことだ。すぐ二転三転するのもまだ「迷」って
いる証拠かもしれない。
ただ一つ思うのは、「空売り」自体が悪ではないことだ。今回空売りを永久禁止に
するにあたり、自分のなかで上場廃止株(倒産株)を触るのと同じく絶対悪と
みなそうとも考えた。でもだめだった、当然だろう。
今でも株取引において絶対やってはいけないことを一つ挙げるとすれば、それは
「上場廃止株を触ること」と自信を持って言える。でも空売りはそう思えなかった。
なんとも馬鹿らしく当たり前のことかもしれないが、私に取ってはそれが大事だった。
そう思い込まない限り、やめられそうになかったのだ。
「いや、そんなことはない」という思いがまだあって、それが8585 オリコの取引で
暴発してしまったような気もする。別に負けた事を言い訳しようというのではない。
空売りはダメだダメだと自分のなかで押さえ込もうとした結果、それが抑圧となって
返って一気に吹き出てしまった部分も多少はあるということだ。
来年以降どうするかと言うと、空売りを押し込めるのでなく空売りと共生する道を
探ってゆきたい。具体的には口座を分け100万くらいの枠(資金)でやろうと思う。
幸いにも年末ライブスター証券で信用口座が作れたのでそこでやろうと思う。
今月空売りだけで300万も負けてしまうと、もうあと100万くらい失ったってしょうが
ないんじゃないかと腹をくくり易い。それより、本体の口座(買いだけの口座)では
決して手出ししないことが大事だ。クリック証券で空売りをできない方法、ツールを
止められない方法なども考えてゆきたい。ライブスターは空売りをしたくなった時の
専用の口座。これがゼロになったらそこでお終いにする。
こう書くと専用口座がまるで欲望のはけ口のような扱いになってしまったかもしれ
ない。確かにそれも一理ある。でも全部がそうとも言い切れないとも思っている。
というのは、振り返って見れば6年前買いをした時だって始めは欲望と理性が
ごった煮状態だったはずだ。やりたいことをやって1か月で口座が半壊するが、
その後少しずつ欲望を抑えるすべを探って今日までやってきたのだ。今回もそう
上手くゆくとは限らないが、取りあえずやってみようと思ったことは行動してみたい
性分なのだ。これは我慢しない方がいいと思っている。
それに矛盾するようだが、今年一番よかったことと言えば、それは信用口座が
作れたことだ。自分をここまで狂わし、大損失を招いた根源とも言える信用口座
だが、それでもやっぱり作ってよかったと思う。今はまったく結果がでてないが、
空売りを始めたことによって双方向の目線で相場をみようとした。
私にとって逆張りの空売りをしようとすることは、順張りの買いを勉強するのと
同じこと。図らずもこれがきっかけとなって、いくつか順張りの買いも試してみる
ようになった。
これまで何度試しても決してものにならなかった順張り買いが、逆張り空売りで
負けた逆の発想からやってみようと思ったのだ。同じように逆張り買いの目線は
順張り売りに通じることも知った。今はそうでもないが、これもいつかの日に役に
立つときがくると思う。
今年の漢字は「金」だった。
オリンピックでの日本人の活躍や金環日食が当てはまるだろう。
それになぞらえ、もし私も今年1年を漢字1文字で現すとすれば、それは「迷」の
ひと文字に尽きるのではないかと思う。混迷、迷走、低迷、迷妄など政治の世界の話
ではなく、すべてが自分に当てはまるような気もする。まさに迷いの年だった。
一方、相場は久しぶりに活気づいた。今年の日経平均終値は1万395円。昨年末と
比べて+1940円、率にしてなんと23%も上昇した。大納会の年初来高値更新も
好地合いを象徴しているかのようだ。
好地合いといって思い出すのがリーマンショック後のリバウンドがあった2009年だ。
スタート地点(年初)も8500円前後と今年とほぼ一緒。比較してみると、この年でも
19%(+1686円)の上昇率であり、今年はこれすら上回る上昇率と上げ幅を記録
したことになる。すごい年になったものだ。
そのすごい年に空売りをはじめてしまったのが私だった。5月にクリック証券で
信用口座が作れたのがきっかけだが、これ以前と以降とで取引内容がガラッと変わ
ってしまった。
今にして思えば、この年に空売りを始めてしまったのは、鴨がねぎをしょっている
状態だったと思う。はじめて自転車を買ってもらった時のごとく乗りたくて仕方ない。
ちょうど空売りしたいところでの上げ相場、しかも私には根っからの逆張り魂が
染みついている。まさに美味しく頂いてくれと言わんばかりだった。
リーマンショックの年とまでは言わないが、「はじめるのがもう一年早かったら」と、
思わなくもない。いやこれもきっと言い訳に過ぎないのだろう。私の経験上、負ける
時は負けるべくして負ける。これは買いでも売りでも同じだ。いったん空売りを
はじめてしまった以上、遅かれ早かれ8585 オリコや9501 東電クラスの大敗は
必然だったと思う。
クリック証券に信用口座が作れた時は、正直言って飛び上がるくらい嬉しかった。
これでやっと私も人並みの取引ができるような気がした。手数料が安くなる上、
信用枠は現物の3倍、さらに空売りまでできる。素朴な未開の地に電気が通った
ような衝撃かもしれない。こんなに素晴しいものはない、何もかもできる。自由に
なったと思った。
しかしいつの世も自由と責任は表裏一体。いままでは現物というカゴの中で保護
されていたことが実感できなかった。その枠が取り外されたからにはどこへ行く
のも勝手だが、それは自己責任で、ということになる。自分の言葉でいえば、責任
とは覚悟と同じこと。元手の3倍扱えるということは、いままでより3倍のスピード
で勝つ可能性もあるとともに、3倍のスピードで負ける可能性もあるということ。
さらに空売りの場合は、3倍でも済まないかもしれない。天井知らずに負ける
可能性もあってリスクは現物の比ではない。その覚悟がない限りやってはいけ
ないということだ。はっきり言えば、その覚悟がないまま始めてしまったのが今年
だったと思う。
オリンピックでの日本人の活躍や金環日食が当てはまるだろう。
それになぞらえ、もし私も今年1年を漢字1文字で現すとすれば、それは「迷」の
ひと文字に尽きるのではないかと思う。混迷、迷走、低迷、迷妄など政治の世界の話
ではなく、すべてが自分に当てはまるような気もする。まさに迷いの年だった。
一方、相場は久しぶりに活気づいた。今年の日経平均終値は1万395円。昨年末と
比べて+1940円、率にしてなんと23%も上昇した。大納会の年初来高値更新も
好地合いを象徴しているかのようだ。
好地合いといって思い出すのがリーマンショック後のリバウンドがあった2009年だ。
スタート地点(年初)も8500円前後と今年とほぼ一緒。比較してみると、この年でも
19%(+1686円)の上昇率であり、今年はこれすら上回る上昇率と上げ幅を記録
したことになる。すごい年になったものだ。
そのすごい年に空売りをはじめてしまったのが私だった。5月にクリック証券で
信用口座が作れたのがきっかけだが、これ以前と以降とで取引内容がガラッと変わ
ってしまった。
今にして思えば、この年に空売りを始めてしまったのは、鴨がねぎをしょっている
状態だったと思う。はじめて自転車を買ってもらった時のごとく乗りたくて仕方ない。
ちょうど空売りしたいところでの上げ相場、しかも私には根っからの逆張り魂が
染みついている。まさに美味しく頂いてくれと言わんばかりだった。
リーマンショックの年とまでは言わないが、「はじめるのがもう一年早かったら」と、
思わなくもない。いやこれもきっと言い訳に過ぎないのだろう。私の経験上、負ける
時は負けるべくして負ける。これは買いでも売りでも同じだ。いったん空売りを
はじめてしまった以上、遅かれ早かれ8585 オリコや9501 東電クラスの大敗は
必然だったと思う。
クリック証券に信用口座が作れた時は、正直言って飛び上がるくらい嬉しかった。
これでやっと私も人並みの取引ができるような気がした。手数料が安くなる上、
信用枠は現物の3倍、さらに空売りまでできる。素朴な未開の地に電気が通った
ような衝撃かもしれない。こんなに素晴しいものはない、何もかもできる。自由に
なったと思った。
しかしいつの世も自由と責任は表裏一体。いままでは現物というカゴの中で保護
されていたことが実感できなかった。その枠が取り外されたからにはどこへ行く
のも勝手だが、それは自己責任で、ということになる。自分の言葉でいえば、責任
とは覚悟と同じこと。元手の3倍扱えるということは、いままでより3倍のスピード
で勝つ可能性もあるとともに、3倍のスピードで負ける可能性もあるということ。
さらに空売りの場合は、3倍でも済まないかもしれない。天井知らずに負ける
可能性もあってリスクは現物の比ではない。その覚悟がない限りやってはいけ
ないということだ。はっきり言えば、その覚悟がないまま始めてしまったのが今年
だったと思う。
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プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。
しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。
まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。
まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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