生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
さっき勝ち負けは別としてと言ったが、これも全く関係ないとは言い切れない。

ボランティアで息抜きし、家に帰ってくれば仕事モードに切り替える。デイトレ日記で1日を振り返りダメなところを反省する。デイトレで合格点の日は少ないが、反省するからこそ少しずつでも危機意識が芽生え、次の日勝たせてもらえる。勝てるとまた良い気分でまたボランティアにもゆける。こういう好循環のサイクルだ。

ふだん人との関わりがなく自分自身がボランティアしてもらっているみたいなものなので、社会貢献なんていうつもりは毛頭ないが、ボランティアするならするなりの流儀があると自分なりに思う。それは曲がりなりにも、毎月毎月生活費をきちんと稼げた上ですべきだということだ。自分が食えてないのにボランティアもへったくれもないのだ。

負けたのをボランティアのせいにしたくなかった。でもこのままだとボランティアと負けがリンクしかねない。だからボランティアを続けるためにも今月は何が何でも勝たなくてはいけなかった。先月も先々月もその気持ちはあったが空回りしてしまった。月間3連敗が掛かっているので、いままで以上に今月もそのプレッシャーはあった。でもデイトレ日記を再開し、ダメなところをすべてさらけ出すようにしたら勝たせてもらえたと思う。

そう考えると、私にとってデイトレ日記を書くということは、負けを認めること、すべてをさらけ出すことであった。これは言い換えると、損切りみたいなものだと思う。腹をくくって損切りすれば、それなりに気持ちもスッキリするし、そのあとまた勝たせてもらえるチャンスも生まれる。でも損切りせずにぐだぐだ持っていると、含み損は膨らむし、気持ちもそわそわして落ち着かない。

日記で書く内容はその通りだと言っても、いくら私でも何十万も負けた、いわゆるやらかした取引を掘り下げて書くのは気が重い。だけど書くまではおっくうでも、いざ書き終えてしまうと案外スッキリした気分になれるものだ。書きながら何度か読み返しているうちに、自分のことながら他人の目線のような客観的な気持ちも生まれてくる。

そうすると頭の中が整理され、ここはこうすべきだったんだなということが冷静に分かるようになる。もちろん、負けた程度にもよるし、「こうすべき」、「こうしなくちゃならない」ばっかりになると、がんじがらめになって、またそれはそれできつくなる。デイトレで食う私は、自分自身が競走馬であるとともに調教師でもあるのだ。アメとムチをバランスよく配分しないといけないと感じる。気分屋の暴れ馬を馴らすのは容易ではない。

早いもので今年も来月が最後の月だ。来月も当然やらかすことはたくさんあると思う。でも最後の最後は腹をくくってスパッと投げられるようにしたい。今月はほんとに勝たせてもらえて助かった。

今月勝てたことに感謝したい。
振り返ってみれば、去年も10月半ばからデイトレ日記を再開している。理由は自分でも思い当たる節がある。それは前半のうちにある程度勝てて早いうちに年間の生活費は稼げてしまったからだ。そうすると後半は「何としても勝つ」という意識が薄れ、だらけてしまう。

ただ負け続けているとさすがにこれはやばいと思う。それが秋くらいで何とかしなくちゃと年末くらいから本気で取り組み、年明けくらいから勝たせてもらえるようになる。それに年が変わった1~2月は、そもそも引き締めてやろうという気持ちも強いのかもしれない。そんな繰り返しのような気がする。

去年と違うのは、今年はボランティアを始めたことだ。月・水の週二日だけだが、ボランティアがある日は終わって家に着くのがだいたい6時過ぎ。腹が減るので夕飯を食べてから日記を書く。そうすると日記を書き終えるのが8時から9時近くになってしまう。そのあといつも通りの予習復習を2時間くらいするので、遅いときは全部終わるのに11時過ぎまで掛かったことがあった。

自慢じゃないが私は超が付くほどの早寝早起きだ。いままで私は9時かその前には寝ていた。だから11時なんていったら私にとっては夜中も夜中、真夜中だった。眠くて眠くて仕方なかった。そんな感じなので場中も動きがないときは、あくびだらけで眠気をこらえるのが必死だった。

でも、それでも今月、勝ち負けは別としてもデイトレ日記を書き始めてからメリハリが付いたと思う。気力が充実し、久しぶりに日記を書くのも楽しかった。多少睡眠時間が短くなったとしても、土日に寝ればいい。それでも徹夜続きで土日さえまともに休めなかったサラリーマン時代にくらべれば何十倍もましだ。
翌11日(月)も負けて連敗。金曜日に自分を変えると決め、月曜日に勝てたらハッピーだったろう。でも株はそんなに甘くなかった。大引け10分前まで10万以上は勝っていたのだが、最後の最後で6993  AGCapの急落に捕まりナンピンドカン。15万もの損失を出して一瞬でひっくり返した。

植木の親方は弟子が高いところで作業しているときは何も言わず、作業を終えてはしごを下りてあと数段というところで「気をつけろ!」と声をかけると言う。たしか小学校のとき朝礼で校長先生から聞いた話だ。他はなんにも覚えていないのだが、これだけはなぜか覚えている。

後に知るが、これは「高名の木のぼり」という徒然草にある逸話であり、人は「もう終わった」と油断したときが一番危ないという教訓だ。今でも建設現場では「1メートルは一命取る(いちめーとるはいちめいとる)」という安全標語があるらしく、何事も油断大敵ということだろう。これはデイトレの世界でも全く同様だった。あと5分、あと10分で終わると気を抜いた時が一番危ないのかもしれない。

やっと勝てたと思っただけに、この日のショックは大きかった。金曜日の100万ドカンに匹敵するくらいだった。でも考えてみたらこれも仕方ないと思う。いままで散々マイルールを無視して好き勝手やってきたのだ。しかも反省もしてないし対策もほとんど考えていなかった。

それなのにたった1日だけ反省して、「もう反省したので次の日から勝たせてください」というは虫がよすぎる話かもしれない。自業自得というものだ。

でもその後は少しずつ勝たせてもらえた。日記を書くことによって自戒・自制し、決めたことを守ろうとする意志が多少芽生えてきた結果かもしれない。その後も大きめの損切りはあったが、100万クラスの特大ドカンとまでは至らなかった。これが今月勝たせてもらえた要因だと思う。私の場合、勝つためには、いかに勝つよりいかにドカン負けを減らすかがカギとなる。熱くなっても最後の一線までは踏み越えずに済んだのがよかったと思う。

月末になっても危なっかしい取引は変わらなかったが、ひと月の収支を通しで見てみるとデイトレ日記を書いてから大きなブレ、50万とか100万の特大ドカンが減ったことが分かる。まだ書き始めてひと月も経ってないので何とも言えないが、ナンピンを控えよう、ナンピンする前に投げようという意識が結果として少し出てきたのかもしれない。これはものすごく大事なことなので来月も引き続き継続したい。


このあとは、今年の振り返りも簡単にしながら、今月の内容をざっとみてゆきたい。ただし詳細はほとんどデイトレ日記を書いているので、今月は週間で分けずに、一ヶ月の通しとして見てゆきたい。

今年も前半は良かったが後半失速し、9・10月と連敗。ふた月合わせて160万の負け。生活費を加味すれば200万近くのマイナスだ。もう負けられない状況であり、今月は不退転の覚悟で臨まなければいけなかった。

そのはずだったが、どうにもやる気がでない。100万クラスのドカン負けを毎週のように繰り返しているのに、「あんまり気にしても仕方ない。明日、明日」なんて気持ちでろくに反省も対策も考えずにのうのうと過ごしてしまった。夏からボランティアも始めており、夕方に行って帰ってくると、ただのボランティアなのに何となく一仕事終えたような気分になる。本業(取引)でボロ負けなのにだ。悪い意味で気分転換してしまう。そうしてボロ負けもケロッと忘れて、また何日か後にドカンとやられるの繰り返しだったように思う。

その結果、今月に入っても状況はまったく変わらなかった。いやむしろ悪くなってゆく一方だった。ボロ負けはあまり気にしてなくても、負けを早く取り返さなくっちゃという焦りだけはいっちょ前にあった。焦って負けて焦って負けて、次第にロットも大きくなった。ダメな方、ダメな方へ進んでいると自分でも思うのだが、自分でブレーキを掛けることができなくなっていった。何をやってもドカンと持ってゆかれるような気がして、どうすれば勝てるか分からなくなった。

8日(金)に3431  宮地エンジで100万負けると、もうどうにもならなくなったと感じ、非常に中途半端ではあるがこの日からデイトレ日記を再開することにした。来週月曜まで待てなかったし、待ってはいけないと思った。私はいつももうどうしようもなくなったらデイトレ日記を再開すると決めていた。

日記は自分の弱さを見つめ、どうすればいいか考える場所。えてして自分を追い込むので、書く時間はもとより精神的にも負担は大きくなる。そこまで至らずに改善できればよかったが、もはやそんなこと言ってる余裕はなかった。「何とかなる、来月は大丈夫」と思いながらもう3ヶ月も負け続けてしまったのだ。今はっきり思うのは、ただ思うだけでは何もなりはしないということだ。


11月月間成績
週目 日付 収支
第1週 (01日~01日) -
第2週 (04日~08日) -1,100,000
第3週 (11日~15日) 441,000
第4週 (18日~22日) 422,000
第5週 (25日~29日) 642,000
合計   405,000
資金   10,255,029

あー、勝ててよかった。

たったひと月勝てただけでこんなにも嬉しいと思ったのは久しぶりだ。デイトレ日記を再開するくらいだから、今月も途中までもう負けは覚悟していた。終盤になってなんとなくプラ転したかなあとは思ったが、意識しても良いことはあまりない。いつも通りを心がけて日記中でも触れないようにした。

今月に限らずいつもそうだが、手数料を多めに引いていたのと負けた日の税金の戻りを考慮してないので、その差分を還付金として第5週に加算している。でも還付金が大きいのも今月まで。今月までは先月無理して売買代金を稼いだお陰で、信用手数料が無料だった。しかし来月からはプラチナに降格するので優遇もなくなる。

いままでは信用手数料無料にあぐらをかいたメタボ取引だったと思う。雑なIN、雑なロットでばんばん入っていた。だがこれからは、もっと筋肉質な取引を目指さなければならない。もう売買代金を増やさなきゃという縛りはないのだ。手数は少なくなっても一回一回慎重かつ丁寧な取引をしなければいけない。

日記を書き始めたころ「取引のスタイルと意識について」というブログカテゴリーの所で書いたが、私の目指す取引は「地味な取引を継続すること」だ。これは今でも変わらない。10回や100回でなく、10万回でも100万回でも地味な取引を淡々とこなす。先日久しぶりに読み返し、5年前の自分に説教された気分だ。

それと細かい話になるが、今月は1000万スタートなのだが減資したのは5日(火)の取引から。月間成績を書きながら減資の決断を下したので1日(金)はまだ減らす前だった。1日は10万ほど勝てたのだが、もう出金してしまったし、めんどくさいのでこれはノーカウントとする。
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現物

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手数料計算(信用)
2013年8月時点
信用

手数料 
片道無料 
プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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