生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
副業から脱線してこんな話になってしまった。今月第3週の週間成績で触れたが、今後は高齢者向けのサービスで人の役に立つ仕事をしたいと思っている。できれば将来はそっちを本業にしたいと思っている。優待は楽しいが、今現在の本業のデイトレに取り組むモチベーションがガクッと減ってしまったからだ。

ただこればっかりはどうなるか分からない。やるからには本気でやるが、それでもダメだった場合、もう一度デイトレに戻ることは十分あり得るだろう。だが今現在デイトレで食えていない以上、後ろ向きな気持ちではもっと食えないと思う。進むも戻るも茨の道であることに変わりは無いのだ。

しかしそれでもなお新しいことをやろうと思ったのは、最近の生活がつまらなくなってしまったからだ。6年前、私は100万というちっぽけな資金で毎月生活費15万を稼ぎだそうなんて無謀なことをやっていた。紆余曲折あれど、それが成功したから今こうして株の日記を書いていると思う。

当時は無限信用どころか、ただの信用取引すらできなかった。それで毎月生活費15万なんてまさに夢のまた夢、誰に聞いたって無理だって言われそうだ。前にはっきりとした道筋は見えない、でも当時の私は頑張れば何とか食えそうな気がしたのだ。ありきたりの言葉かもしれないが、お金はないが情熱だけはあったのだ。

最近になってその情熱こそが何より大事だったんだなと思う。それはお金では買えないものなのだ。私の場合、逆に言うと情熱さえあれば絶対危ないと思うロープの一本道のような橋も渡れるが、情熱がなくなると車のダンプでもすれ違えるような広くしっかりした橋でも落ちてしまいかねない。それは自分自身の人生としてもつまらないものなのだ。
それはなぜか。昨今の優待ブームや来月優待を控えているのはもちろんだが、そもそも優待があるという効果が大きいからだろう。株価は優待で持っているといっても過言ではないかもしれない。優待には単純にPERやPBRなど数値では測れない価値がある。

優待とは違うが「おみやげ」でこんな話もある。先日、吉野家HDの株主総会が東京・中野サンプラザで開かれたが、前年に比べて今年は出席者が1/3以下(約3,300人→約1,000人)にまで激減したという。理由は厳密には定かではないが、毎年総会で配られていたおみやげの牛丼お食事券(600円相当)の配布が取りやめになったからだというのだ。

総会は人口の多い都内で開かれたとはいえ、現地まで全く交通費を使わず、徒歩や自転車で通える人は少ないだろう。都内でもちょっと離れれば往復で600円くらいすぐに超えてしまいそうだ。少し品の悪い言い方をすれば、単純に元を取ろうと思っても取れる人は少ないと思われる。行けば交通費で足が出る。それでも行くのは牛丼2杯タダで食べられる券がもらえるという思いがあるからだろう。最近優待マニアとなりつつある私にはその気持ちがよく分かる。

もっとも出席者が減った理由は、私みたいに卑しい気持ちを抱いた者ばかりのせいではないかもしれない。でも会社側はおみやげはないことを事前に告知していた。それにも関わらず総会当日に抗議とも言える問い合わせも相次いだことから、なお「おみやげ」を内心期待していた人は相当多かったと思う。たかが優待、されど優待なのだ。
ということは逆もまた然り。先日こんなことがあった。

私が保有する数少ない長期優待銘柄の一つに6784プラネックスHD(権利確定月12月)という銘柄があった。ここは優待+配当利回りで4%以上となる有望な優待銘柄だった。でも優待をもらうには最低でも1年以上の保有が必要で、そのため去年の11月くらいに仕込んでおき、来年のお年玉としてAmazonギフト券(5,000円)をもらおうかとたくらんでいた。

それが今月13日、夕方の大幅下方修正+優待中止のダブル発表。もともと優待目当てだったし、デイトレじゃないのでナンピンはあり得ない。翌日成りで投げることにためらいはなかったが、果たして翌日売れるのかという心配はあった。結果として運良くS安直前で逃がしてもらえたが、その後大きな売りが降ってきてその日はS安張り付き、翌朝も大幅GDスタートだった。ためらったら危なかった。

最終的に損失は10万ほどだった。最低単元しか持ってなかったので損失はそれほど大きくはないが、買ってからずっと含み損生活、しかも下がりっぱなし。でも来年のお年玉だけを期待してずっと我慢して抱えていた銘柄だった。それだけにショックだった。

優待銘柄の場合、かりに大幅下方修正とか、かなりの悪材料が出ても優待エアバッグが効いて意外と落ちないことは多い。代表的なものに私も以前もっていた2702 J-マクドナルドがある。そのぶん日経平均が大きく上げても恩恵は小さいので、どっちもどっちとも言えるが地合いに大きく左右されず安定しているとは言えるだろう。

2702 J-マクドナルドの場合、最近の業績落ち込みは言わずもがな、配当利回りも良くはない。金券ショップに売却することを見越しての優待利回りで見てもそれほどいいというほどでもないのだ。それでも現在ここ10年来の高値にある。
5月月間成績
週目 日付 収支
第1週 (01日~02日) 33,000
第2週 (05日~09日) -20,000
第3週 (12日~16日) -78,000
第4週 (18日~23日) -12,000
第5週 (26日~30日) 77,000
合計   0
資金   914,541

珍しいことに今月はぴったりプラマイゼロだった。

この日記を書いてからも書く前も、プラスマイナス数千円ということはあったかもしれないがぴったりゼロは初めてだと思う。何となく嬉しい気もするがプラマイゼロということは今月一ヶ月やって何も成果なしということだ。結局生活費分15万負けたのと同じこと、喜べることではない。意地で最終日(30日)に1万だけ出金したが、それ以上は出金できなかったし、残りは貯金を使ったことになる。

ただイレギュラーのケースであるが、今月はサブ口座クリックでの7873  アークの利益と、優待関連逆日歩取りの利益があった。これで生活費分はカバーできたので助かった。サブ口座での取引は自分の中で株取引における副業みたいなものだ。副業で食わせてもらえる時がくるとは何だか複雑で感慨深いものがある。

優待といっても、ただお米や図書券などモノをもらうだけの単純なものだけじゃない。初めはモノにつられて文字通りクロスでタダ取りできるかなと軽い気持ちだったが、1杯1,200円の長崎ちゃんぽんや1枚4,000円(額面500円)のタイムズチケットを買うなど、痛い目に何度か遭うにつけ、これも戦略が必要だと思った。

優待株は市場の動向に左右されにくく、権利月を軸にある程度規則的な動きもするものも多い。それに目を付け優待のちょっと前に仕込んでおいて、優待+値上がり益を狙う方法もあるし、場合によれば権利前に売り抜けてしまった方がいいこともあるかもしれない。

タダ取り狙いの空売りが多いと思えば優待を取らないで初めから逆日歩狙いでゆくこともできるし、逆に逆日歩狙いが多いと思えば敢えて空売りで入ることも一つの方法かもしれない。そしてこれは優待株でなくとも高配当の銘柄に関しては同様の戦略が通じるかもしれない。バリエーションは多い。

さらにもうちょっと目線を広げれば、最近この銘柄は優待を拡充(新設)したけどこれは一部上場を狙っているのかなとか、同業の銘柄はみんな出しているからここも(優待)出しそうかなと、思いを巡らせ事前に仕込んでおくような方法もあるかもしれない。優待をはじめるまではほとんど気にしなかったが、優待の新設や拡充でS高になるケースは結構多い。それだけ優待が株価に与える影響は大きいということだ。
踏切を渡ったあと自転車のペダルをこぎながら何でこんなことしちゃったのかなあと思った。駅に隣接する踏切であり夕方なので遮断機が下りる時間帯が長くなるのは予想できる。だけど帰宅ラッシュの時間にはまだ早かったし、そもそもその路線自体そんなに本数はないので、ピーク時でも開かずの踏切なんてことはない。一本待てばゆっくり渡れたはずだ。

それに私はそのとき特段急ぎの用事があったわけでもない。この踏切に捕まると次の商談に間に合わない営業マンでもないし、保育時間が過ぎちゃったので一刻でも早く子供を迎えにゆかなければいけない主婦でもない。私の場合は、なんだったらそこに30分くらいぼーっと突っ立てても、その後に何ら影響がないくらいの暇人なのだ。

それなのに、他の人はきちんと待っているのに、我先にとばかりに下りた遮断機を押し上げて無理矢理通ってしまった。それが恥ずかしく情けない。そういったことが頭に浮かんだとき「ああ、これじゃあ勝てないのもあたり前だよなあ」と自分で納得してしまった。

最近、我慢が足りない我慢が足りないと日記にしょっちゅう書いている。詳しくはもう触れないが2138  J-クルーズにしろ8589  アプラスF、6871  J-マイクロニクスにしろ我慢すればあれほどの負けはなかったと思う。ちゃんと我慢すれば少なくても10万は収支が違ったと思う。そしてその我慢はどこから出るのかと言えば、気持ちの余裕から生まれるのだ。さらにその余裕の有り無しは普段の実生活と大いに関連している。結局常日頃の心がけ次第ということなのだ。

だから焦って余裕がない人に向かって「落ち着け落ち着け」と言っても、日頃の心がけが悪ければ急に落ち着けるものじゃない。私もいまこうして日記を書くことによって頭を整理して、少しでも気持ちを落ち着かせようとしているが、実際問題それでどれほどの効果があるかは分からない。

ただ自分で落ち着こうと努力するのとしないのとではやっぱり違うのではないかと思う。ちょっと難しい表現になってしまうが、「焦っているから落ち着こう」と思った時点ですでに少し落ち着いていると思うのだ。株取引に当てはめて言いえば「場に飲み込まれた」時は自分で焦っていると感じる余裕すらないほど焦っていることも多い。頭に血が上っているなと感じられる時は意外と冷静で、逆に冷静だと思っている時ほどやばかったりする。月末ではあるが踏切事件をきっかけに「焦っている」と自覚できたことだけでも今月の成果かと思う。

今月少しだけでも勝たせてもらえたことに感謝したい。
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権利付最終日 はい
注意喚起 はい
異常な貸株 はい
使い方はここを参照
2014/7/22 改訂対応
手数料計算(現物)
2013年8月時点
現物

手数料 
片道無料 
手数料計算(信用)
2013年8月時点
信用

手数料 
片道無料 
プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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