生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
3、キャンペーン
証券会社期間内容
丸三 常時 インターネット登録日から2ヵ月間手数料無料
マネックス 常時 信用口座開設日当日から起算して31日以内の手数料キャッシュバック(最大10万円まで)
GMOクリック 2011/11/1~
2013/10/31
信用口座開設月から最大3ヵ月手数料無料
ライブスター 2011/7/4~
2013/9/30
口座開設後、およそ2ヶ月間(最大40営業日)の手数料無料。対象は株式取引(現物・信用)、日経225先物・オプション取引
岩井コスモ 2013/7/1~
2013/12/30
口座開設後、1ヶ月間の現物ネット取引手数料を最高2万円キャッシュバック
むさし 2013/7/1~
2013/9/30
口座開設から翌月末までの信用取引手数料を最大10万円キャッシュバック
エイチエス 2013/7/1~
2013/8/30
ネット信用取引の新規建(買建・売建)約定代金合計1,000万円毎に1,000円(上限10,000円)キャッシュバック
野村ネット&
コール
2013/2/4~
2014/5/30
『そのつどプラン』において1注文の約定代金が500万円以上の信用新規建(返済)取引 が無料

前回からキャンペーンも手数料調査のついでとしておまけ的に載せている。口座を開いた
だけの特典やお友達紹介キャンペーンは除外した。今回特別目新しいものはなかったが
丸三とマネックスは常時であり、ぜひチェックしておきたいところだ。

他にもGMOクリックとライブスターもここ数年常に延長されており、ここも半ば常時と言って
いいだろう。特にライブスターは「総合」、「信用」、「先物」口座それぞれで約二ヶ月間
無料となるが魅力。まず「総合」口座を作って現物で二ヶ月取引してから「信用」口座を
作るとかなりお得だ。残念ながら私はそこまで気づかず一度に開設してしまったのだが...。

4、金利(貸株料)
証券会社 金利 貸株料
  制度信用 一般信用 制度信用 一般信用
松井(一日信用・
1注文300万以上)
0.00% - 0.00% -
みずほ 1.52% - 1.15% -
むさし 1.52% 2.52% 1.15% -
GMOクリック(VIP) 1.90% 3.50% 1.10% -
松井(一日信用・
1注文300万以下)
2.00% - 2.00% -
GMOクリック(通常) 2.10% 3.50% 1.10% -
楽天(優遇) 2.28% 2.90% 1.10% -
ライブスター 2.30% - 1.10% -
立花 2.50% 2.50% 1.10% -
ゆたか 2.50% - 1.15% -
岡三オンライン 2.60% - 2.00% -
丸三 2.65% - 1.15% -
日興 2.67% 2.67% 1.15% -
岩井コスモ 2.69% 3.69% 1.15% 1.90%
SBI  2.80% 3.09% 1.15% -
マネックス 2.80% 3.47% 1.15% -
ダイワ・ダイレクト 2.80% 3.00% 1.15% 1.15%
楽天(通常) 2.85% 3.09% 1.10% -
証券ジャパン 2.85% 3.35% 1.15% -
内藤 2.98% 3.61% 1.15% -
エイチエス 2.98% 4.00% 1.15% -
野村ネット&コール 3.00% 3.00% 1.15% -
松井(通常) 3.10% 4.10% 1.15% 2.00%

金利(貸株料)は今回から調査に加えた。先に「前回との比較」でも述べたが今回信用手数料
無料の証券会社が5社に増えた。嬉しいことだが、欲深いもので取引を頻繁にする者ならば
誰しもコストは1円でも安く済ませたいと思うところ。「無料」の先の行き着くところは金利
(貸株料)であると思われる。手数料に比べれば負担は小さいが各社の差は意外とある。

そこで今回各社の金利(貸株料)をまとめたのが上記の表だ。

まずダントツで安いのが松井の一日信用・1注文300万以上の場合だ。ただでさえ手数料無料
なのに、それに加えて1注文300万以上だと金利(貸株料)まで掛からない。まったくタダで
取引できてしまうのはほんと驚きだ。私も開設したがツール(ネットストック・ハイスピード)の
使い勝手も悪くないので、デイトレするならぜひ押さえておきたいところだ。

他も全体的に手数料が安いところが金利も安い傾向にあるが、ひとつ目に付いたのがみずほの
安さだ。ここは意外だった。一般信用はないが、制度信用の金利であれば全証券会社中むさし
とならんで第二位だ。

それ以外では、今回の調査によって初めて知ったのだが、岩井コスモなど数社で一般信用の
空売りができるところもあることだ。一般信用だと貸株料はちょっと高めだが空売りをしても
逆日歩を心配する必要がないのは魅力だ。いつか使ってみたいところだ。


2、前回との比較

前回(2012/1)と比較した差分表を以下に示す。

証券会社
現物・
信用
UP/
DOWN
岡三オンライン
(プレミアゼロ)
信用 売買代金累計が20億円以上 売買代金累計が20億円以上、かつ、うち現物が5億以上
岡三オンライン
(プレミアゼロ
とプラチナ)
信用 優遇手数料の適用期間 3ヶ月 優遇手数料の適用期間 1ヶ月
松井(一日信用) 信用 - 新規追加 -
GMOクリック(VIP) 信用 - 新規追加 -
SBI (VIP) 信用 - 新規追加 -
岩井コスモ(※1) 現物・
信用
名称変更 岩井 名称変更 岩井コスモ -
岩井コスモ 現物・
信用
300万以降ベース2,520円に100万円ごとに840円加算
1億2,400万円超一律105,000円
200万以降ベース1,680円に100万円ごとに840円加算
1億2,400万円超一律105,000円
表記のみの変更で実質料金は変更なし
コスモ(※1) 現物・
信用
- 項目削除 -
リテラクレア
(※2)
現物・
信用
- 項目削除 -
SMBC日興
(※3)
現物 - 項目削除 -

※1
2012年岩井証券はコスモ証券に吸収合併された。存続会社はコスモ証券であるが、
調べたところ手数料体系は従来の岩井証券に近かった。そのため、今回の調査では
岩井証券の名称変更とみなし、コスモ証券を削除した。
※2
2013年6月立花証券がネット事業を継承したため削除
※3
いままで「注文ごと」を「一日定額」と誤って記載していたため削除

1年半もさぼっていたせいか、変更点はかなり多い。変更内容を①手数料値上げと
②項目追加、について分けて順に見てゆくことにする。

まずは①手数料値上げ。これについてはもう毎度のこととしか言いようがないが、今回も
岡三オンラインただ一社のみ変更が入った。変更は2点あるが内容を一言で言えば、
プレミアゼロの絞り込みだ。条件の厳格化と適用期間の縮小で、とにかくプレミアゼロの
適用者を一人でも減らそうと画策している意図がうかがえる。

改訂はどちらも今年に入ってからだ。昨年末からのアベノミクスと今年からの無限信用
によって適用者が急増したのだろう。かくいう私もその一人だ。そんなお世話になっている
私がいうのもなんだが、でもだったらなんでそもそもこんなプランを作ったんだという感じだ。

プレミアゼロというプランはもともとたくさん信用取引をする人に対して手数料を優遇する
制度だったはず。でも今回の改訂によって訳分からなくなった。現物取引での月間5億以上
が必須になったからだ。

どんなに売買代金が多くとも現物には通常手数料がかかる。過去の自分の取引から推測して、
現物で5億の売買代金に達するには21万ほどの手数料が必要だ。「無料」の信用チケットを
もらうためには、手数料割高の現物をたくさんして21万を前払する必要があることになる。

これをみて昔子供の頃に流行ったファミコンのドラクエを思い出してしまった。当時ドラクエは
大人気で、発売直後は品切れでなかなか手に入らなかった。そこに目を付けたあくどい店
ではドラクエと人気のないカセットをセット販売する、いわゆる「抱き合わせ」で定価の倍くらい
で売っていたのだ。ダウボーイ(あまり人気のないソフト)なんて誰も欲しくないが、早く
ドラクエⅡをしたいため、やむを得ずセットで買う子供も多かったのではないかと思う。

値上げするにはやむを得ない事情があるのだろう。だったら値上げと言わずに遠回しに
何度も手数料を改悪するより、「赤字なのですみません値上げします」くらい言ってもらった
方が利用者として私は好感持てる。私はネットレを気に入っており岡三を長く応援したいが、
いつもびっくりするくらい直前での発表も含めて、もうちょっと利用者のことを考えて改訂して
ほしいものだ。

次は②項目追加だ。これは内容的にはほぼ同じで、松井と、GMOクリック、SBIの三社で
信用手数料無料のプランができたのでそれを追加した。松井は一日信用口座を開設すれば
誰でも日計りで取引を行う限り手数料無料。GMOクリックとSBIでは売買代金が多い人向け
にVIPプランを新設した。

前回(2012/1)調査時にはまだ日興と岡三(プレミアゼロ)の二社だけだったが、今後
増加しそうな気配はあった。実際この1年半で3社も増え5社(プラン)になった。ここ数年
ほぼ固定している現物とは対照的に、信用手数料の競争はいまだに激しい。今年から
はじまった信用取引の規制緩和も影響していると思われる。

さらに定額プランではなかったので今回は除外したが、カブドットコム証券では前営業日の
売買代金が一定(6千万)以上だと手数料無料になるシステムもある。

これらによりツールの使い勝手にこだわらなければ、大口はもちろんのこと、誰でも
手数料無料で取引できる時代になったと言える。使う方にしてみればありがたいことだ。


<信用手数料比較 その1>
証券会社 5千万円 1億円 1億
5万円
2億円 2億
5千万円
3億円 片道
手数料
無料
日興 0 0 0 0 0 0
岡三オンライン
(プレミアゼロ)
0 0 0 0 0 0
松井(一日信用) 0 0 0 0 0 0
GMOクリック
(VIP)
0 0 0 0 0 0
SBI (VIP)(※1) 0 0 0 0 0 0
立花 1,700 3,400 5,100 6,800 8,500 10,200
野村ネット&
コール
10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000
むさし 12,600 12,600 12,600 12,600 12,600 12,600
岡三オンライン
(プラチナ)
7,875 15,750 23,625 31,500 39,375 47,250
丸三 42,000 42,000 42,000 42,000 42,000 42,000
岡三オンライン(通常) 15,750 31,500 47,250 63,000 78,750 94,500
みずほ 31,500 50,400 50,925 50,925 50,925 50,925
GMOクリック
(通常)
15,855 31,605 47,355 63,105 78,855 94,605
内藤 19,330 38,330 57,330 76,330 95,330 114,330
ライブスター 21,000 42,000 63,000 84,000 105,000 126,000
岩井コスモ 21,000 42,000 63,000 84,000 105,000 126,000
SBI  (通常) 21,080 42,080 63,080 84,080 105,080 126,080
楽天 26,250 52,500 78,750 105,000 131,250 157,500
松井 52,500 105,000 105,000 105,000 105,000 105,000
証券ジャパン 26,775 53,550 78,750 105,525 132,300 157,500
ダイワ・ダイレクト 26,775 53,550 78,750 105,525 132,300 157,500
ゆたか 35,700 71,400 105,000 140,700 176,400 210,000
マネックス 44,625 89,250 131,250 175,875 220,500 262,500
エイチエス 44,625 89,250 131,250 175,875 220,500 262,500

   1番目に安い、   2番目に安い、   3番目に安い、   4番目に安い、    5番目に安い

信用手数料比較 その2
直リンク
詳細
日興 条件なし
岡三オンライン
(プレミアゼロ)
前月の1ヵ月間の売買代金累計が20億円以上(うち現物が5億以上)が条件
松井(一日信用) インターネット経由で日計りすることが条件
1注文あたりの建金額が300万円未満で金利(貸株料)は年利2.0%、
300万円超は無料
GMOクリック(VIP) (1)判定日の大引け時点で信用建玉残高が5億円以上
(2)判定期間における信用新規建玉約定代金合計額が5億円以上
上記(1)または(2)を満たすことがが条件
SBI (VIP)(※1) 前営業日の新規建約定代金合計5,000万円以上が条件
立花 5,000万以降ベース1,700円に5,000万ごとに1,700円加算
ジャスダック銘柄には約定代金 ×0.021%(税込)の
金額をさらに加算(電子交付サービス利用の場合)
野村ネット&コール 900万以降一律10,000円
むさし 2700万以降一律12,600円
岡三オンライン
(プラチナ)
200万以降ベース315円に200万ごとに315円加算
前月の1ヵ月間の売買代金累計が7億円以上20億円未満
丸三 5,000万円までは約定代金×0.084%、5,000万円超は一律42,000円
岡三オンライン
(通常)
200万以降ベース630円に100万円ごとに315円加算
前月の1ヵ月間の売買代金累計が7億円未満
みずほ 5,000万~6,000万は34,650円
6,000万~1億は6000万以降ベース34650円に1000万円ごとに3,150円加算
1億~5億は50,925円
5億以降はベース54,600円に5億円ごとに3,675円加算
GMOクリック
(通常)
100万以降ベース420円に100万円ごとに315円加算
内藤 100万以降ベース710円に100万円ごとに380円加算
ライブスター 100万以降ベース420円に100万円ごとに420円加算
岩井コスモ 200万以降ベース1,680円に100万円ごとに840円加算
SBI (通常) 100万以降ベース500円に100万円ごとに420円加算
楽天 300万以降ベース3,150円に100万円ごとに1,050円加算
松井 200万以降ベース2,100円に100万円ごとに1,050円加算
上限105,000円
証券ジャパン 0万以降ベース0円に300万円ごとに1,575円加算
取引回数が1市場で30回以上の場合、市場ごとに21,000円を加算
ダイワ・ダイレクト 300万以降ベース3,150円に300万円ごとに3,150円加算
ゆたか 900万以降ベース6,300円に300万円ごとに2,100円加算
マネックス 600万以降ベース5,250円に300万円ごとに2,625円加算
日計り取引の片道分の手数料をマネックスポイントに還元
エイチエス 1,200万以降ベース10,500円に300万円ごとに2,625円加算

※1
適当な呼称がなかったため、便宜上SBI証券の手数料無料制度を「VIPプラン」と
呼ぶことにした。
1、はじめに

もう1年半ぶりになってしまったが、やっと手数料の調査が終わった。はっきりいって
すげー疲れた。一日定額コースがある証券会社で、信用と現物での比較をそれぞれ行った。
調査は今回で四回目となる。

ほんとは先月中にこの日記を書き終えたいと思っていたのだが、予想以上に時間が
掛かってしまった。一番大変だったのは信用と現物手数料でトップ5までを色づけする
ところだ。間があったので今回はかなり大幅な順位の変更があったのと、ポカをして最後の
最後まで信用の「むさし証券」を見落としていてまた作り直さなければいけなかったのだ。

それに裏方の話になるが、手数料の改定と同じく、この日記を書いている「忍者ブログ」の
エディタも一年に一度くらい改定が入る。いつも思うのがなんだか年々使いづらくなって
ゆくのだ。今ではほとんどエディタで表を修正することができなくなってしまったのがつらい。
お陰で面倒な行の追加や色づけなど表(HTML)の変更ほとんど手作業でやる羽目になって
しまった。

愚痴はこの辺にしてそれではさっそく内容に入りたい。

<現物手数料比較 その1>
証券会社 5千万円 1億円 1億
5万円
2億円 2億
5千万円
3億円 片道
手数料
無料
むさし 12,000 12,000 12,000 12,000 12,000 12,000  
丸三 42,000 42,000 42,000 42,000 42,000 42,000
立花 12,750 25,250 37,750 50,250 62,750 75,250  
みずほ 31,500 50,400 50,925 50,925 50,925 50,925
GMOクリック 15,290 29,790 44,290 58,790 73,290 87,790
岩井コスモ 21,000 42,000 105,000 105,000 105,000 105,000  
ライブスター 21,210 42,210 63,210 84,210 105,210 126,210  
岡三オンライン 21,360 42,360 63,360 84,360 105,360 126,360  
内藤 21,370 42,370 63,370 84,370 105,370 126,370  
SBI 21,380 42,380 63,380 84,380 105,380 126,380
楽天 26,250 52,500 78,750 105,000 131,250 157,500
松井 52,500 105,000 105,000 105,000 105,000 105,000  
証券ジャパン 26,775 53,550 78,750 105,525 132,300 157,500  
ダイワ・ダイレクト 26,775 53,550 78,750 105,525 132,300 157,500  
ゆたか 35,700 71,400 105,000 140,700 176,400 210,000  
野村ネット&
コール
42,820 85,660 125,980 168,820 211,660 251,980  
エイチエス 44,625 89,250 131,250 175,875 220,500 262,500  
マネックス 44,625 89,250 131,250 175,875 220,500 262,500  

   1番目に安い、   2番目に安い、   3番目に安い、   4番目に安い、    5番目に安い

現物手数料比較 その2
直リンク
詳細
むさし 900万以降ベース3,780円に300万円ごとに1,260円加算
2,700万円超は一律12,000円
丸三 5,000万円までは約定代金×0.084%、5,000万円超は一律42,000円
立花 600万以降ベース1,750円に100万円ごとに250円加算
ジャスダック銘柄には約定代金 ×0.021%(税込)の金額をさらに加算
みずほ 5,000万~6,000万は34,650円
6,000万~1億は6,000万以降ベース34,650円に1,000万円ごとに3,150円加算
1億~5億は50,925円
5億以降はベース54,600円に5億円ごとに3,675円加算
GMOクリック 300万以降ベース1,660円に100万円ごとに290円加算
岩井コスモ 200万以降ベース1,680円に100万円ごとに840円加算
1億2,400万円超一律105,000円
ライブスター 200万以降ベース1,050円に100万円ごとに420円加算
岡三オンライン 100万以降ベース780円に100万円ごとに420円加算
内藤 100万以降ベース790円に100万円ごとに420円加算
SBI 100万以降ベース800円に100万円ごとに420円加算
楽天 300万以降ベース3,150円に100万円ごとに1,050円加算
松井 200万以降ベース2,100円に100万円ごとに1,050円加算
上限105,000円
証券ジャパン 0万以降ベース0円に300万円ごとに1,575円加算
取引回数が1市場で30回以上の場合、市場ごとに21,000円を加算
ダイワ・ダイレクト 300万以降ベース3,150円に300万円ごとに3,150円加算
ゆたか 900万以降ベース6,300円に300万円ごとに2,100円加算
野村ネット&コール 300万以降ベース2,500円に300万円ごとに2,520円加算
エイチエス 1200万以降ベース10,500円に300万円ごとに2,625円加算
マネックス 600万以降ベース5250円に300万円ごとに2625円加算
日計り取引の片道分の手数料をマネックスポイントに還元


2、前回との比較

まずは前回(2011/2)と比較した差分表を以下に示す。

証券会社
現物・
信用
UP/
DOWN
岡三オンライン 現物 100万以降ベース800円100万円ごとに400円加算 100万以降ベース780円100万円ごとに420円加算 UP
岡三オンライン
(プレミアムゼロ)
信用 - 新規追加 -
岡三オンライン
(プラチナ)
信用 1000万以降ベース1000円1000万円ごとに1000円加算 200万以降ベース315円200万円ごとに315円加算 UP
岡三オンライン
(通常)
信用 1000万以降ベース3000円100万円ごとに300円加算 200万以降ベース630円100万円ごとに315円加算 UP
野村ネット&コール 信用 300万以降ベース2500円300万円ごとに2520円加算 900万以降一律10000円 DOWN
日興 現物・
信用
- 新規追加 -

この表をみると岡三オンライン証券関連の項目が多いことがわかる。ここは万年赤字が
続いているせいか、毎年1回くらいの割合で手数料の大きな改定(値上げ)が入る。
その改定が昨年末に発表され、今年1月より実施された。

私はメイン口座が岡三で、そこの現物取引をしていることもあって、今回注目なのは
現物にも手が入ったことだ。値上げとはいえ、100万ごとに+20円なので一見それほど
上げ幅は大きくないようにも思える。しかし、現物は上位の手数料が僅差であって今回
の改訂によって、手数料の安さは3位から5位に後退した。

信用ではもっと大きな改訂が入った。「プレミアゼロ」という手数料無料プランを今回
新たに増設した代りに、「プラチナ」と「通常」を値上げした。特に「プラチナ」の値上げ率は
50%にも達し、このプランに該当する人にとっては大きな影響だと思われる。一部の
売買代金が多い顧客に対する優遇と囲い込みがより顕著になったと感じられる。

その他、今回新たに追加した日興証券の手数料無料(信用)はデイトレをする人に
とって大きな魅力ではないかと思う。現物では高すぎてとても触れる手数料ではない
のだが、信用手数料無料はそれだけで目を見張るものがある。

さらに、野村ネット&コールで900万以降一律10000円というのも1日あたりの売買代金
が多い人には魅力だ。例えば、3000万になれば、岡三オンライン(通常)やGMOクリック
とほとんど変わらない手数料になるし、それ以上になれば野村の方がお得ということに
なる。大手証券会社が運営しているので電話サポートなどの面で安心感もある。

3、キャンペーン

証券会社 期間 内容 リンク
GMOクリック 2011/11/1~
2012/4/30
信用口座開設月から3ヵ月手数料無料 ここ
ライブスター 2011/7/4~ 口座を開設後、およそ2ヶ月間(最大40営業日)の手数料無料。対象は株式取引(現物・信用)、日経225先物・オプション取引、FX取引。 ここ
大和
(ダイワ・ダイレクト)
2011/12/1~
2012/1/31
信用口座開設日の翌々営業日から3/31まで手数料無料 ここ
丸三 常時 インターネット登録日から2ヵ月間手数料無料 ここ
マネックス 常時 信用口座開設日当日から起算して31日以内の手数料キャッシュバック(最大10万円まで) ここ
松井 2011/10/11~ 即時決済現物取引口座開設から1か月間の手数料無料 ここ

前回に続き今回もキャンペーンを調べてみた。私にとって魅力なのはライブスター証券
の手数料「0円」キャンペーンだ。前回調べた時がそうであったように手数料無料といっても
信用取引のみを指すのが普通だった。しかし、今回は現物取引の他に、先物やFXなど
全商品の手数料が「0円」というのが驚きだ。しかもキャンペーンのお尻(期限)がまだ
切られていないのも焦らず考えられるので嬉しい。

他にも松井証券で「即時決済現物取引」口座というものが去年から開設されており、
これに伴って口座開設から1か月間手数料無料というのもある。別に「即時決済信用
取引」というものもあり、これだといつでも手数料無料になる。ただし、これには金利の
高さや取引の仕方において問題がありそうなので今回は信用手数料比較の表には
加えていない。

4、おわりに

今回の調査でわかったことは現物はほぼ変わらずで、信用は大きな変更がいくつか
あったということだ。去年や一昨年もそうだったが、信用の方が証券会社の内部で
やりくりできる余地がある分、手数料の改定が入り易いのかもしれない。特に日興と、
条件付きではあるが岡三オンラインや松井の即時決済信用取引の手数料無料化は
驚きであった。

同時に、この先、証券会社は手数料ではなく、金利などで利益を上げる仕組み作りに
移る可能性があることを示唆するものであるように思われた。これからは信用取引の
場合、単に手数料の安さだけでみるのではなく、金利やその他の諸費用を含めて
総合的に高いのか安いのかを判断しないといけないと思う。

また今回の調査では1日での定額手数料でしか比較していないが、クリック証券の
信用取引での1約定ごとプラン100円はかなりの魅力だと思う。しかも500万円超は
無料だ。手数が多くとも十分安いし、1回あたり数百万以上の大きな売買をする人
にも向いているプランではないかと思う。

他にもコスモ証券にはマンスリー100回コースというものもあり、これは月間100回
までの取引なら定額21,000円というものである。仮にちょうど100回取引したと
すれば1回あたり210円となり、かなりの安さだ。(取引が100回を越えるとデイコース
(1日定額制)が自動的に適用される。)私は月に200~300回くらい取引をするので
ちょっと合わないが、ひと月の取引回数を計算して100回前後に収まる人には向いて
いると思う。

今回の結果を手数料計算のブログパーツ(もどき)にも反映した。使い易いように画面
左下から左上にもってきた。

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株価
売買単位
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権利付最終日 はい
注意喚起 はい
異常な貸株 はい
使い方はここを参照
2014/7/22 改訂対応
手数料計算(現物)
2013年8月時点
現物

手数料 
片道無料 
手数料計算(信用)
2013年8月時点
信用

手数料 
片道無料 
プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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