生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
まずは一つ目のテーマである、 先月の月間成績で決めた新しい試みの結果から見てゆきたい。

新しい試みとは次の三つを指す。

①ナンピンの禁止(実験的) ×
②制限時間決め
③標語の音読

最初は「①ナンピンの禁止(実験的)」から。実験的とはしたものの、これが新しい試みのメインであり、最も気合いを入れてやらなければいけないものだった。当初三日間の予定だったが、あまりに守れず追加で二日やってみた。結局それでもほとんど守れず、不甲斐なさを痛感した実験だった。

だが実験結果とは反して、実験中だった第一週の取引内容は良かった。思うに、やや覚悟に欠けるところはあったにせよ、ナンピンはできないという相当な緊張感とプレッシャーのなかで取引をしていたので、INの精度が格段に上がったのではないかと思われる。私の場合、初回INの位置ですべて決まると言っても過言ではなく、結果、内容が良くなったと思われる。矛盾するようだが、してはいけないと思いながらしたナンピンだからこそ悪くないナンピンだったと思うのだ。

この時の経験からナンピンの使い方が自分の取引の一番の肝であると思った。過去の自分の取引を振り返ってみても、ドカン負けと数多くのナンピンはほとんどセットであるというイメージがあった。ただ自分の武器でもあるので、ナンピンをまったくゼロにはできないだろうが、むやみにするのではなく、なるべくしないよう心がけることが必要じゃないかと思った。

そこで新たな実験として第二週目から今月いっぱいまでナンピンの頻度と収支との関係を調べることにした。その結果については後日まとめることとしたい。

二つ目は「②制限時間決め」だ。これについては持ちすぎる(特に含み損の)場合、たとえ大きな損失に至らずとも失敗するケースが多いと感じている。また機会損失もあると感じ、なるべく早く投げようという試みだ。これもまだ実験的で、強制力は持たないが30分ごとに警告を発するツールを作った。

効果のほどはまだ実感できないが、一例として25日(火)の6993  AGCapがある。前場からずっと持っていて後場投げた。ただこれはもう少し粘っていれば逆に利確できたケースなので結果としては微妙なところだ。もう少し様子をみてみたい。

三つ目は「③標語の音読」だ。これは交通安全のごとく「危ないと思ったら板にぶつけて投げろ、ためらうな」の標語を壁に貼り、毎朝取引前に三回音読することにした。結果として三~四日に一度くらい忘れてしまった。誰も見てないし、言っても言わなくても同じだろうという、甘さがまだまだ残っていたのだと思う。危機意識が足りない。

大負けが多かった今月だけに、板にぶつけることを徹底するだけでも10万、20万は軽く違っていたのではないかと思う。来月からもっと徹底してゆきたい。
2月月間成績
週目 日付 収支
第1週 (03日~07日) 647,000
第2週 (10日~14日) 230,000
第3週 (17日~21日) 210,000
第4週 (24日~28日) -1088,000
合計   -1,000
資金   11,904,652

今月は負け。

でも珍しいことに負けたのは千円だった。単純収支ではほぼプラマイゼロであり、そうすると生活費15万分がそっくりそのまま今月のマイナス分とも言えそうだ。ただ例え大きく負けなくとも食いぶちを稼げなければ負けは負けなのだ。

今月は何もしないでただ遊んでいても同じだったとも言えるし、あれだけやらかしてプラマイゼロだったら御の字とも言えるかもしれない。第二週目まではわりと調子良かったのだが、逆にドカンが大得意な私でも第三週末から第四週にかけて怒濤の四連敗にはへこんだ。しかも後半二日で150万近くも負ける大失態付きだ。その時点で今月の負けはもう当然だと思った。それを考えれば負けたとは言えほぼプラマイゼロくらいで収められたのは助かったと思う。

さて、本題に入る。今月はテーマを次の四点に区切って書いてゆきたい。

一.先月の月間成績で決めた新しい試みの結果
二.四連敗の振り返り
三.手を止めることの大事さ
四.来月からデイトレ日記をどうするか
他にもまだ二つほど懸念が思い浮かぶ。一つは一発必中の覚悟で入ったとしても失敗することは当然あるだろう、そんなときナンピンできないゆえに、逆に切るべきところを切らずに粘ってしまうことになりやしないかということ。もう一つは一発勝負ゆえに一回のロットを大きくしてしまいたくなったりしないかということだ。

ナンピンしなくとも、ダラダラ持ったり無謀なロットを入れるようじゃ意味がない。対処としては損失額に関わらず危ないと思ったらすぐに切るのを徹底することと、ロットも今まで通りにするよう意識するほかない。

私の場合、上手くやれた日の取引をイメージすると一つの銘柄に止まっていないことが分かった。一つの銘柄にどっぷり浸かっているようじゃダメだ。テンポ良く次から次へサーフィンするような気持ちじゃないといけない。これは冷静に考えてみても当然のこと。もともと短時間での薄利を目指しているのにそれができていないことを意味する。相場が膠着状態にあるのか、もしくは含み損を抱えて捕まっているかのどちらかだ。

そこで来月から見込みがないのにダラダラ持つのを避けるため保有時間に制限を設けようと思う。これが新しい試みの二つ目だ。保有時間を測る何かしらのツールを作らないといけないと思うが、これについてはまだ準備ができてない。具体的にどうするかはこれから詰めてゆこうと思う。

最後に、来月から毎朝取引が始まる前、標語を声に出して読み上げることとする。これが新しい試みの三つ目だ。背景として今月でデイトレ日記を書いて約三ヶ月経ったが、だんだん自分の言葉に自信が持てなくなってきたことがある。自分で決めたことなのに本気度が薄いのかぜんぜん守れてないのだ。それほど重要でなければまだしも、たとえばもう二ヶ月も書き続けている「危ないと思ったら板にぶつけて投げろ、ためらうな」の標語はかなり重要だ。それなのにこれが全く守れていないは重傷だ。

自分で声を出すと言うことは、意志表示、アウトプットであると同時に、耳から脳へと繋がるインプットともなるのだ。試験勉強でもそうだが自分が声に出して読んだことは記憶に定着しやすい。ただ試験勉強と違うのはたくさん覚える必要はない代わりに、単に覚えるだけでは足りない。血肉となって、いざというとき頭で考えるより先に手が動くまで体に染み込ませないといけない。

①ナンピンの禁止(実験的)
②制限時間決め
③標語の音読

以上、三つが来月から実践する新しい試みだ。

半人前の半人前たる私が半人前になるためにすべきこと、それが損切りをしっかりすることだと思う。損切りをしっかりするだなんてこれから株をはじめようとする人にも笑われそうだ。初歩も初歩だろう。情けないがそんな当たり前のことすらできないからこそ、私は未だ半人前にもなれず半人前の半人前なのだ。一人前は遠くとも、せめて半人前にはならないといけない。今年は自分を変えてゆきたい。

今月勝てたことに感謝したい。
前置きが長くなったが本題に入る。結論として、損切りの怖さ克服といらぬドカンを減らすため来月から新しい試みを三つやってみたい。

一つ目は来週初日から実験的に三日間、ナンピンなしで取引をやってみようと思う。

この日記を書く前に今月のデイトレ日記をざっと読み返してみたが、上手くやれたと思う日に共通して言えることは、多数の銘柄から細かい利益を少しずつ何度も上げているということだ。これは「薄利多売」や「ちりも積もれば山となる」方式とも言えるだろう。そういう日は大きなロットを入れなくとも結構な利益になっているし、ナンピンもほとんどしないで済んでいる。

それがナンピンなしでやってみようと思った一番の理由だ。さらに最近今まで以上に安易にナンピンに頼りすぎている傾向があるとも思った。突き詰めれば、安易なナンピンは初回のINの甘さに辿り着く。損切りできない私にとって初回INの位置こそが何より大事、ここが狂うと以下すべてが狂う。というのは、たとえ狂っていても入ってしまった以上、盲目的にこれを是としナンピンを準備してしまうからだ。

それを避けるにはもっと緊迫感、一発必中の覚悟をもって入るしかないのではないかと思ったのだ。「まだ次がある、ナンピンできる」と思ってしまえばどうしてもINが甘くなる。ナンピンしたところが本来初回INの位置であるべきだったかもしれないし、逆にナンピンしたところが本当は早速切らないといけないところかもしれない。そういう負けが許されない、背水の陣で臨む考えが最近ものすごく薄れてしまったような気がするのだ。

これを正すために、まずは来月から三日間ナンピン禁止でやってみたいと思う。実験的とはいえ、本当は一週間と言いたいところだが、最近は自分の言葉に自信がなくそこまで守り通せる自信がない。今まで空気を吸うようにやっていた分、正直言って三日でも貫けるかかなり怪しいところだ。だからまずは三日だけやってみて、その効果と守れたかどうかのチェック、さらに継続するかどうかの判断はデイトレ日記内で行うこととする。

だが懸念もある。ナンピンを捨てるとは自分のとんがったところを捨てることでもあるからだ。とんがったところとは自分の短所であると同時に長所でもあるのだ。ナンピンで積み上げた小さな利益の総額がドカンと負けたときの損失を上回るのが私のやり方。普通ならならした方がいいのは私にもわかる。とんがったところを丸くし利益を減らしてでも、ドカン負けを無くすよう努力するのがあたり前だ。そっちの方が効率いいからだ。

だがいいか悪いかは別にして私はこういう考えがあまり好きではない。とんがったならとんがったままでいいじゃないかと思ってしまう。そこに少なからず甘えやごう慢な気持ちもあるかもしれない。正直言ってナンピンしたからこそ今まで生きてこられたのか、ナンピンしなければもっと勝てていたのかは自分でも分からない。ただやるからには本気でやってみたい。
話はガラッと変わって次は大きなテーマの二つ目、悪かった点を挙げてみたい。併せて来週からどうするかも考えてみたい。

これはもう長年の課題であるがなんと言っても損切りがまったくできないということだ。私の取引の特徴は逆張りのコツコツドカン。もう少し細かく言うと落ちてくる最中に買いを入れ、ナンピンしながら食い下がることが多い。ナンピンはまさに諸刃の剣。これで助かったことは数え切れないが、逆に大きくやられることも日常茶飯事だ。だが最近はしなくてもいいドカン負けが多すぎる気がする。キーワードはナンピンだ。

ナンピンを許している以上ドカン負けはセットと考えなければならない。なぜならナンピンは損失を抱え込むからだ。ナンピン(難平)は漢字で書くと、難(なん)を平(なら)すと書く。だがこれはポジションある者が自分の目線でいう言葉だ。今言ったように諸刃の剣で両面の意味がある。半分は正しいが半分は間違っている。

ナンピンは成功すれば文字通り、難(なん)を平(なら)すことになるだろうが、失敗すれば抱え込んだ分、損失が2倍3倍にも膨らみやすい。それ故、ナンピンは難(なん)が倍加する難倍(ナンバイ)と言い換えることもできるのではないだろうか。

この怖さを考えてみれば、時々ドカンと負けるのもあたり前だと理解できる。ナンピンすればするほど助かる確率も2倍、3倍に増えるだろうが、失敗したときの損失も2倍、3倍に増えるということだ。その意味ではナンピン自体は公平で、無色透明であるとも言える。

さらにナンピンの特徴として、損失を繰り越せる、猶予してもらえる、とも言えるのではないかと思う。あるいは正確な日本語ではないかもしれないが、利益を前借りしているとも言えるのではないかと思う。なぜならそれは本来株価が下がって切るべきときに切らずに助かっているからだ。

ナンピンすると勝率は格段に上がる、だがそれはあくまで見た目上であって弊害も多い。切るべきときに切らずに損失を繰り越すことであり、それはツケとも言える。確率的には株価が買値より下がるも上がるも五分五分だとして、10連続でナンピンしたからといっても必ずしも助かるとは限らない。逆に失敗したらそれが10倍返しで跳ね返ってくるのだ。

じゃあなんで私がナンピンを好んで使うかと言えば、それは今いったように勝率が良いからだ。ナンピンすれば損切りする回数が少なくて済む。その分、心理的負担が少ない。私はとにかく損切りができないので、それを避けるためにごく自然とこうなった。だが考えてみたらこれも正しいとは言えない。その分一回あたりの負担がものすごく大きくなり、それがますます損切りが怖くなる要因ともなる。結局はどっちもどっちだ。

結局ナンピンしてもしなくても勝つための考えは一緒。一回一回の取引でナンピンしてでも買う価値があると思え、かつその判断が正しければトータル(何十回、何百回の取引の平均)で利益が出るだろうし間違っていれば負ける。ナンピンしても危ないと思った時にすぐに切れば損失が少なく済んで、それは結局勝ちに等しい負けとなる。その場合トータルで利益が出るだろう。ただこれだけなのだ。
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2014/7/22 改訂対応
手数料計算(現物)
2013年8月時点
現物

手数料 
片道無料 
手数料計算(信用)
2013年8月時点
信用

手数料 
片道無料 
プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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