生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
3月第2週
日付 曜日 収支
10日 (月) 30,000
11日 (火) 22,000
12日 (水) 27,000
13日 (木) -266,000
14日 (金) -73,000
合計 -260,000

もうまったく何をやってもダメになってきた感じだ。

先週100万にまで減らしたというのに、そこから増やして出金するどころか逆にドカンと減らす始末。100万にまで減らしてコツコツやってゆこうと思っていた矢先、木曜日に6778  M-アルチザで-15万、5609  日鋳造で-11万もやらかしてしまい、あっという間に原資割れ。

金額的には小さいが先にやらかしたのは5609  日鋳造だった。前場10:30から11:00くらいの急落に際して、いくら何でもこれは下がりすぎと大した根拠もないに自信満々で全力で入った結果、さらに思いっきり抜かれて血みどろの返り討ちにあってしまった。

ボロぞうきんのように扱われ、精神錯乱状態のなか、またしても6778  M-アルチザの急落を前引け間際にみつけてしまった。さっきの分を取り返したいとばかりに、これまたほぼ全力でナンピンしまくり気がついたら安値引け。後場はさすがに少しくらい戻すだろうと待っていたらGDし、さらにそのまま下に突き抜けた。ようやく「ごめんなさい」と謝った時には損失が13万を超えてしまった。

木曜は日経平均が意外と底堅いわりに新興がかなりへたってきた。翌金曜日はNYが大きく下げて帰ってきたこともあって、こうなると新興は手出し無用の気がしていた。最近の傾向として、時価総額の低いマザーズ銘柄は上がりだしたら止めどもなく一気にあがる。それこそ鬼ような強さ、「平家に非ずんば人にあらず」の如く「マザーズに非ずんば株にあらず」と言わんばかり。S高の2連チャン、3連チャンもあたり前。乗れれば一気に大利を得ることも可能だろう。

しかし、それはまた逆も然り。一旦落ち出し、下への勢いが付いたらこれこそ手が付けられない。台風の大荒れの日に漁に出かけるようなものだ。生きて帰れる保証はない。

だからこのマザーズ銘柄を外した判断は間違っていなかったと思う。現に金曜日は最近よく触る6871  J-マイクロニクスや2138  J-クルーズなど、全部とは言わないが大暴落したものも多かったからだ。そこで金曜日は、むかし通のなじみのやり方に戻そうと動きの粗いマザース銘柄を外す代わりにボロ・低位の監視体制で臨むことにした。

しかしこれも判断が甘かった。日経平均が暴落してもボロ・低位は以外と底堅い。反面、全体的に動きが鈍く、動いていると言えば、8925  M-アルデと5609  日鋳造の二つくらいしかなかった。触れる銘柄がない。8925  M-アルデは現物縛りの規制があり、1000株ずつでも今の資金では2~3回入ればもう限度額いっぱい。結果的に信用取引もできる5609  日鋳造ワントップの監視になってしまった。
だがそこまでの踏ん切りが付かない、さっきも言ったが今の私には自信がなく、当時のような心の強さがないのだ。とことんまで追い込んだら跳ね返すのではなくポキッと折れてしまうのではないかという不安がある。たとえ資金100万がパーになったとしても現実的には直近の生活費に困らないことは頭で分かってしまっている。この違いは何とも埋めがたい。だからこのやり方で本当にいいのかも分からない。

ただまだ三日だけだが実際に100万に落としてやってみた感想としては、かなり真剣になるということも感じた。ナンピンの暴走を防ぐという点では100万まで減らせば十分だと思うし、これ以上の減資はあり得ない。ハングリーさを取り戻すという点でも、一日一万を再び強く持つ意識しつつ、100万でなんとかやりくりしようと真剣に考えるようになった。

実は金曜日に一時含み損が5万くらいまで増えたことがあったのだが、その時心臓がバクバクした。いままでだったらあり得ないことだ。相変わらず肝っ玉の小ささが窺えると同時に、現実を受け入れて100万で何とかしようとする気持ちの現れではないかと思う。

このブログを書き始めた時はちょうど100万くらいだったが、それでも前から生活費は捻出していたし、全くの自信なしではじめた訳でもない。生活費を引くときも始めの何ヶ月は助走期間として、そこから本格スタートした。いつもの無鉄砲さで今回は自分でいきなり崖の下に突き落としてしまった節があり、我ながら戸惑っている部分もある。基本的にはしなければと思うが出金についてはもう少し様子を見ながら考えたい。

最後に、矛盾するようだがそれでもやっぱり100万くらい失っても命までは取られないという覚悟は必要だと思う。昔だってそう思っていた。たかだか株なのだ。その気持ちがあれば例え失敗したとしても何とかなると思えてくる。それは忘れないようにしたい。
ナンピンの暴走を防ぐ以外にも、もう一つ100万でやり直そうとおもった理由がある。

それはハングリーさを取り戻すためだ。資金100万の頃は毎月の生活費捻出が至上命題であった。稼がなくては一ヶ月さきすら見えてこない。何もしなくとも生活費15万は消えて行くから、資金を増やそうとすればそれこそ下りのエスカレータを逆行するほどのしんどさがある。

でも今は資金1000万でも上手くやれば一日で稼げてしまう。下手したら一ヶ月で一年分稼げてしまう。そうすると食うために絶対稼がなくてはと言う飢えがなくなる、何かにつけて株に対する必死さがなくなってゆく。ここ数年のモチベーションの低下はこれが一番大きいと思う。

資金を100万にまで減らすことによって、ブログを始めた6年前と再び同じ資金になる。日記のタイトルとも偽りなしの状態にもなる。この状態にまで自分を追い込むことにより、もう一度ハングリーさを取り戻したいのがもう一つの理由である。

当時は信用取引ができなかったことや、加えて今はさらに無限信用があるメリットを考えると、呼値細分化や税率アップなどのデメリットを差し引いてもまだ今のほうに分があると思う。それに出来高も今の方が多く、総じて今の方がやりやすいと思う。でもそれは今の関心事ではない。

一番の問題は資金100万で生活費を出金してゆくかどうかだ。これだけは未だに判断を付きかねている。胃がヒリヒリするような当時を再現するならば資金100万でも毎月出金するのが筋だろう。
よく「初心に返る」というがあくまで気持ちとしてそうするという意味で使われることが多いだろう。一般的には「のつもりで」を前後に付けて使われることが多い。例えば「初心に返り、社会人一年目に戻ったつもりで仕事を真剣に取り組む」などがそうだ。

実際には、本当に一年目に戻ることはできないし、例えそれが可能な事例だったとしても本当にスタート地点にまで戻ってやる人は少ないのではないかと思う。あくまで「実際にはしないけれども気持ちとして」というニュアンスが込められているような気がするのだ。

私も言葉として日記中にこれまで何度か使ってきたが、やっぱり気持ちの面でという意味で使っており、行動が伴ったものではなかった。去年11月に初心に返ったつもりで1000万まで減らしたが、それとてまだ五合目くらいに戻っただけに過ぎないかもしれない。

私にとってほんとにほんとのスタート地点とはどこか。すぐに浮かんだのが資金100万だった。本気で思うならそこまで減らさないといけないのではないかと思った。はっきり言って本音ではそこまでは絶対戻りたくない。そこの大変さを知っているからだ。

だけどもう一人の自分からみると、とても今の状態では危なっかしくて1000万でも預けるのが不安でたまらない。結果、苦渋の決断だが昨年減らしたばかりの1000万も取り上げて、100万でやり直させることにした。

株をはじめて1年や2年目ならともかく、5年も10年もやっていればその人の「実力=資金」と言っても過言ではないと思う。私は今年の3月で丸8年にもなる。上手い人はどんなに元手が少なくても増えてゆくし、下手な人はどんなに元手があっても増えるどころだんだん減ってゆく。年月を重ねれば収まるところに収まってゆくと思うのだ。実力が資金に収束すると言い替えてもいい。その点で言えば、今の私は資金100万の実力しかないと自分で自分を判定した。

ただ一つ良かったことは100万からの出直しを即座に決めたことだ。デイトレ日記を書いていなくてもすぐに決断した。それに代わるエクセルメモというのは毎日書いているのだが、それだと誰も見ていないせいか、どうしても気が緩んで書いてしまう節がある。いままでは何か決断しくちゃいけない時でもずるずる後回しにしてしまうことが多かった。でも今回は早かった。これに関しては良かったと思う。

それでも状況の深刻さに変わりはない。裏を返せばもうそれだけ自分の取引が信じられないと言うことであり、やっても負ける公算が高いことを自ら認めたようなものでもあるからだ。まだやれると思うのは決断を遅らせる要因ともなるが、自分に自信を持っている証拠でもある。根っこの部分ではこれはやっぱり必要なのだ。最近のへなちょこトレードで、その根っこまで揺らいできてしまいってることを感じた。自分でもショックだった。
火曜は地合いも良くなってきたし、6871  J-マイクロニクスもプラ転もしたので含み益なら珍しく明日への持ち越しも考えて引っ張ろうと思っていた。だがいかんせん、欲張って買い込みすぎた。今の資金では大量の1600株も抱え込んでしまっていた。大引けにかけて垂れてきたのでやむなく損切り。

もう余談だが、そうしたら翌日は大きくGUし大きく崩れることもなく最後はS高張り付きだった。先月も似たようなことがあり、気にしないようにと思いつつ何度もこういう光景を見てしまうと、自分の買うタイミングの悪さ、未熟さに苦虫を噛み潰したような気持ちになる。

今週はウクライナ危機や中国のデフォルトリスクなどが関心事となり、月曜の日経平均は暴落してはじまった。だが、翌日はそんなのどこ吹く風。水曜からはむしろ強い地合いが戻ってきて、かなりいい雰囲気で終わったのが金曜だった。しかし私は逆に日経が暴落した月曜だけ大きく勝たせてもらえている。改めて上げ相場に対する苦手意識が強くなってしまった。

話を戻すと、火曜に150万も負けた時点で我ながらもうこれはダメだと思ってしまった。デイトレ日記の再開も考えたが、書く気力もなくなってしまった。再度の謹慎も考えたがそれも違うような気がした。でももうこのまま同じ状態を続けてはいけないという危機感だけは感じた。

そこで水曜から資金を100万まで減らして再スタートを切ることにした。

恥ずかしながら私は損切りできない病だ。以前から罹っていたがその症状が最近特に悪化しているのを感じる。悪化すると自分の取引の過ちを認められず、ナンピンでごまかそうとする。ナンピンする前に投げろと言葉では言っても実行に移せない。資金の枠があればあるだけ使ってしまう。目の前に酒があればあるだけ飲んでしまうアル中と同じかもしれない。自制が効かないのだ。

ナンピンの暴走によるドカン負けを防ぐにはどうするか。それを自身に問い詰めたとき、もう一度資金を100万まで減らしてやろうと思った。銘柄にもよるがこの資金でも全くナンピンができないかと言うとそんなこともない。やろうと思えばやれてしまう。

ただそもそもの枠が100万であれば必然ナンピンの回数も限られてくるし、損失も抑えられる。厳密には可能性としてゼロではないかもしれないが、100万の資金で火曜のような150万負けるということはほぼあり得ないということだ。強制的にナンピンをしないようにする。身を守るためにはもうこれしか手段はないと思った。
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現物

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2013年8月時点
信用

手数料 
片道無料 
プロフィール
HN:
ねぶくろ
性別:
男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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