生活費(15万/月)を稼ぐことができず、失敗するまでのデイトレ日記です。
しかし残念ながら高齢者にスマホやタブレットの操作を教える人がほとんどいないのが実情だ。スマホやタブレットは実質マニュアルがほとんどないから、ネットで自分が調べるか人に聞くしか覚える方法がない。でもそもそもネットで調べられるくらいの人だったらパソコン操作にも通じているはずだから、覚えるのはそれほど苦ではないはずだ。

大変なのは人に聞いて覚える人だ。子供や孫と同居している方ならまず子供や孫達はスマホやタブレットを持っていると考えられる。でも、めんどくさがってほとんど教えたりはしない。あるデイサービスの職員の方に聞いたら10年くらい前、当時70歳の自分の親にガラケーの携帯電話の操作を教えるのにも相当苦労したという。教わっても覚えられない、その不安も解消しないといけない。

最後の三つ目の理由は、パソコン家庭教師自体がこれから20年先、30年先でも必要な仕事だと思うからだ。パソコンが普及して約20年、これまでパソコン教室はデスクトップやノートパソコンが主体だったが、これからはスマホやタブレットが講座のメインとなるだろう。10年先をみればグーグルグラス(Google Glass)やアイウォッチ(iWathch)なんてのがメインとなるかもしれない。20年先はまた別のものとなるだろう。

いずれにしても今後もITがこれまで以上に生活に密着するのは変わらない流れだと思う。とすればいつの世でもITの進化に取り残された高齢者が出てくるし、それを助ける仕事も必要だと思うのだ。○○家庭教師の○○の部分は時代によって変わるかもしれないが、名前を変えながらも需要はあるのではないかと思う。

それにこれはちょっと余談だが、仮にパソコン家庭教師を10年先、20年先まで続けようとした場合、教える側の私のほうもついて行くのが大変になるだろう。でも一方で教わる高齢者の年齢とも近くなるのでより親近感をもって、同じ目線で教えることができるのがメリットではないかと思う。教わる方も若造に教えてもらうより、歳が近い方が質問しやすいとも思うのだ。だからこの仕事はITを使うのに歳をとってもできる珍しい仕事なのだ。
最後に、なぜ今パソコン家庭教師の仕事なのかを少し書いてみたい。一つは高齢者にターゲットを絞っていることだ。仮にパソコンに興味があっても足腰が不自由でわざわざパソコン教室まで通えない人が多いのでないか、家まで来てくれるなら学びたいという人もいるのではないか、そう思うからだ。

それに以前パソコン教室に通ったことがあるお年寄りに話を聞くと、初心者向けの教室でも必ずしも何も知らない人ばかりではなく、知識や理解力の差が大きいらしい。ちょっと知っている人がいると分からないことがあっても質問しづらいし、そうでなくてとも同じ質問を何度もするのは人の目があって恥ずかしいという思いがあるらしいのだ。その点、家庭教師ならマンツーマンなので一人一人にあったペースで教えられるのがメリットだ。

二つ目は高齢者こそパソコンを使って欲しいと思うからだ。パソコンといっても、何も机と椅子を用意して、画面に向かってキーボードをカチカチするだけじゃない。今はスマホにしろ、タブレットにしろ、それ一つ一つがパソコンなのだ。スマホやタブレットなら面倒なキーボードでの操作はいらないし、ページをめくったり、文字の拡大や縮小など直感的でわかりやすい。寝っ転がってでも操作できる。それに声での検索も充実しているので、簡単な操作なら仮想キーボードでの入力すら不要かもしれない。

使って欲しいまず第一は買い物だ。デイサービスへ通っているお年寄りに話を聞くと買い物に不自由している方がかなり多い。いわゆる買い物難民だ。今はネットスーパーが充実しているので送料も安いし、一定額以上なら無料となるところも多い。重いお米や水などのほか、卵や牛乳なども生鮮食品も届けてもらえるので便利だ。

ただパソコン操作を難しいと感じている人が多いし、クレジットカードを使ってのネット決済に抵抗を感じている方も多い。スマホやタブレットでの簡単操作や、プリペイドカードやウィルス対策ソフトの導入など、一つ一つ不安を丁寧に取り除いてあげればITの便利さを感じてもらえるのではないかと思う。

他にはLineやSkypeなどの無料テレビ電話、ネットバンクでの残高確認や振込み、電子版の新聞や電子書籍の閲覧も便利だと思う。一昔前と違ってまずキーボードで文字入力の操作を覚えて、それから年賀状を作りましょうという杓子定規の時代ではないと思う。今は文字入力なんて後回しでもいいから、楽しくて便利なものをまず知ってもらい、そこから興味のあるものを覚えてもらえばいいと思うのだ。

パソコン操作を覚えるんじゃなくて、自分がしたいことを先に考えて、それを実現する便利な道具だと思ってもらう。そうすれば高齢者は自分ができることの可能性がかなり広がったと感じるのではないかと思う。私も実際に仕事をはじめる際にはこれをまず強調したい。これからはスマホやタブレットがパソコン家庭教師の主体になると思う。スマホやタブレットで頭と指を動かすことは認知症や介護予防にぴったりなのだ。

そういったたくさんの笑顔をもらうと、私は天にも昇るような気持ちになる。自分の体からスーッと悪い毒素が抜け、代わりにエネルギーを充填してもらったような気持ちになる。「ありがとう」と言ってくれてありがとうと、逆にこっちがお礼としてお金をもあげたいくらいの心境だ。

ちょっと偉そうな言い方かもしれないが、人はパンなしでは生きてゆけない、だけどパンだけでも生きられない、そう思うのだ。この8年は自分が食うためだけに生きてきた。でも自分が食うだけが目的だとモチベーションが長く保てないのを実感する。

1億あるいは10億貯めてあとは自由気ままに生きたいと思ったとする。仮にそこまで貯まったとして、豪華な家や車を買って、世界旅行へ行ったり、高級レストランで食事をしたりする。しかしそれが楽しいのか、いや当然楽しいとは思う。でもそれはきっと一時だけだとも思うのだ。毎日何もしないで豪華な家に住み、豪華な食事をする。それが一ヶ月も続けば飽きてしまうと思う。

もちろん、お金持ちになってからも株の仕事が好きならすればいいし、ボランティアも含めて人と交流がしたければすればいいと思う。でも翻って考えてみると、結局それは自分がお金持ちかどうかとはあまり関係のないことだと思うのだ。

そういったことを妄想したときに、ただ自分が食うだけ、ただお金を貯めるためだけの仕事は自分のモチベーションが維持できないなと感じてしまった。図らずもモチベーションが一番低下したのは、今までで一番勝たせてもらえた去年だったのだ。

今までは自分が食うためだけに仕事をしてきた。これからは人に喜んでもらえるような仕事がしたいと思うようになった。しかしそれも穿った見方をすれば自己満足となるかもしれない。なぜならさっき言った高齢者向けのパソコン家庭教師にしたって誰かに請われてするのではなく、自分が好きで選んだことだからだ。それでも構わないと思う、必要かどうかは社会が決めることだ。

養老孟司さんは言う。「仕事というのは、社会に空いた穴です。道に穴が空いていた。そのまま放っておくとみんなが転んで困るから、そこを埋めてみる。ともかく目の前の穴を埋める。」私のやろうとしている高齢者向けのパソコン家庭教師もその穴の一つであるならば、きっと喜んでくれる人がいると思うし需要がある。そうすればそれを仕事として食わせてもらうことも可能だと思う。
実は高齢者向けでやりたい仕事がもう一つある。それはパソコン家庭教師なのだ。最初はこっちを進めようかと思っている。さっき本命といったものに比べると、何となくしょぼいし社会的意義みたいなものも低いかもしれない。でも自分の気持ちとしてこっちはこっちで同じくらいすごくやりたいことなのだ。

理由は単純でお年寄りが喜んでくれると思うからだ。本命だろうが次点だろうが、新しい仕事をはじめたいと思う根本の動機として「お年寄りの笑顔が見たいから」という想いは変わらない。こっちだったら初期費用はそんなに掛からないし、自分ひとりでもできる。手っ取り早くはじめられながらもポスティングや新聞の折り込みチラシなどお客さんの集め方や接客業としての仕事の進め方を学ぶことができると思う。それはあらゆる面で勉強になると思うのだ。

ただ私にとっては何もかも初めてのこと。前職(SE)でもお客さんはいたたとはいえ、相手も同じサラリーマンであるしそこまで接客業として高い意識をもってやってない。もっぱら会議や机のパソコンに向かってするのが仕事だった。

それにそもそもサラリーマンとしてだって8年ものブランクがあるのだ。ふだん部屋に引きこもっていて、場合によれば相手と一言もしゃべらない日があるくらいの私がいきなりそんな接客業ができるのかって話がある。悲しいかな、スーパーへ買い物に出かけ、レジの人に「レジ袋はご利用ですか?」と聞かれて「はい。」と答えたのが唯一の会話というような日もあるくらいなのだ。

こんな私だから相当苦労するのは目に見えている。それだったら多少モチベーションが低くても今まで通り仕事と思ってデイトレをし、大儲けとまで至らずともそれで食えてゆけるならそっちの方が楽ではないかという思いもある。不思議なことに、サラリーマンがサラリーマンを続けるのと同様、私にとって今では株で食うことが比較的安定したことになってしまったのだ。それはとてもありがたいことなのだ。

でも贅沢になったのかもしれないが、私はただ自分が食うだけの仕事はつまらなくなってしまった。おこがましいかもしれないが、生きるからには何か人に喜んでもらえる仕事がしたい、人のためになる仕事がしたいと思うようになったのだ。

ボランティアでデイサービスへ通いお年寄りのメガネを拭いてあげる。たったそれだけのささいなことではあるが、満面の笑顔で喜んでくれるお年寄りが何人もいる。「ボランティアだからお金はいらないんです。」と何度も言っても、「いやいや、こんなに綺麗にしてくれてありがとう。今度お金持ってくるね。」とか「少しでも(お金を)取ってくれいなと申し訳ないわ。」、「いつもピカピカにしてもらっているから今度おたくで(メガネ)買うよ。」なんて言ってくださるかたもいる。もちろん私はメガネ屋さんではないのだ。
気落ちが落ち着いてきた理由としては新しい仕事を始めようと思ったこともあると思う。今にして思えば、一番イライラ、ソワソワしていたのは3~4月あたりだった。デイトレがだんだん楽しくなくなってきているのに仕事だから勝たなくちゃと意気込んでいた。

しかし表面上の意気込みとは裏腹にデイトレそのものに対するモチベーションは急降下してきた。だから噛み合うはずもない。何事もそうだが、成功するには表面上の意気込みなんてこれっぽっちも意味がない。それより、自分の内面から込み上げるような「何が何でも絶対成功する」という強い情熱こそが大事なのだ。

私は何も精神論で上手くゆく、失敗すると思うのではない。何が何でも絶対成功するという強い情熱があれば、ゴールを目標としてどうすればそこまでたどり着けるかを逆算し、そこに向かっての具体的なスケジュールに落とし、かつそれを進める推進力もあるからだ。しかし具体的なスケジュールだけあっても情熱がなければただのカレンダーか張りぼてにしか過ぎない。何が何でも絶対成功するという強い想いありきなのだ。

話がちょっと逸れてしまった。勝てないからと3月半ばからボランティアも休むことにした。週二のペースで半年以上休まず通っていたので正直がんばり過ぎた面もあるかもしれない。確かに楽になったとも感じた。でもここが外の空気を吸う憩いの場でもあったのは確かで、それを失ったことで、余計イライラ、ソワソワしてしまった面もあると思う。

上手く行かない時はことごとく空回りするものだ。今月からは新しい仕事を始めようとある意味吹っ切れたこともあり、3ヶ月ぶりにボランティアも再開した。今度は曜日も決めず、行きたいときにいこうと思っている。

これからはボランティアとしてデイサービスに通うのはただの息抜きというだけでもない。新しい仕事というのは高齢者を対象としたいと思っており、現代のお年寄りの実情を知るという点でも勉強になるのだ。それに私が通っているデイサービスは地域包括支援センターも兼ねていて各市町村に置かれる公共的な施設でもある。そこは介護において家族が相談する場でもあるし、ケアマネジャーさんや市の職員なども頻繁に訪れる介護・福祉におけるハブ的施設でもあるのだ。

私が本命と思っている仕事は詳しくはまだ書けないが公共的な色彩が強く、地域包括支援センターや市の物的・人的協力なしではできないこと。はっきりいってすぐに実現する見込みは低いかもしれない。でもすでに打診(提案)はしているし、興味を持って下さる職員の方もいらっしゃった。

少しずつでも想いを伝えいろんな所に顔を出し交流を深め、いつか必ず実現したい。実現すればお年寄りも喜ぶし市や支援センターも喜ぶと思うのだ。三者が喜べば私も嬉しい。そういった事業は進める価値があると思っている。
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男性
趣味:
オセロ、ジョギング
自己紹介:
株で生活資金を稼ぐ予定で、資格試験の勉強中。

しかし、見通しが甘く生活費の出金を含めて資金は減り続け400万→100万にまで減少。

まさにがけっぷち、これ以上大きく負ければ即、
退場→職探しコースが待っている。
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