2009年4月

4月月間成績

第1週（01日～03日）　　　　+90,000円

第2週（06日～10日）　　　　+376,000円

第3週（13日～17日）　　　　+263,000円

第4週（20日～24日）　　　　+249,000円

第5週（27日～30日）　　　　-20,000円

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合計　　　　　　　　　　　　　　　+958,000円

今月は一日一日が重く、長く感じられた。
特に月の後半に入ってからは「あと10日」、「あと5日」、という感じに
カレンダーを見ながら残りの営業日を指折り数える日々が続いていた。

どうしてそんなに長く感じられていたかというと、
それは今月は初日から負けなし、という取引が続き、しかも一日辺りの利益額が
平均してかなり大きかった為、第4週目辺りから
「もしかしたら」、と二つの事を目標として意識するようになってしまったからだ。

一つは、今月全勝できるのではないか、という事。

これまでも2週間ぐらい負けなし、ということはあったが3週間以上負けなし、
というのは記憶にない。

もう一つは、月額の利益が100万に達するのではないか、という事。

第3週を終えた時点で利益が70万を超えてきたので、残りの日数とこれまでの
平均利益額を考えて可能ではないのか、と皮算用してしまった。

しかしその後、最終週である第5週に8304  あおぞら銀行で大きな負けを出す
ことになり、二つの淡い期待と思惑は同時に藻くずとなって消えることになった。
その時は、これまでの連勝を止めたくないというプレッシャーと出金直後である
という気の緩みが重なり、損切りができなくなっていたと思う。

それでも精神的に崩れることなく、その日のうちに半分ぐらい損失を減らせたし、
今月の取引をすべて終えた今の時点で振り返ってみれば、負けたのはその日だけ、
しかも利益が100万近くにまで届いているので十分過ぎる結果だと思う。

連勝した数だとか、大きな目標利益額を設定することは欲が強くなるのか、
返って良くない結果になることが多々あり、これまではあまり意識しないように
してきた。これらは今までだったら絶対に意識してはいけないことだと自分に言い
聞かせてきた。

だが、今月に限っては第4週辺りからこの二つの目標を明確に意識して、達成しようと
必死になってもがいていた。結果的に、最終週で大きな負けを出したので、
それが良かった、と言い切ることはできないが。

外部面として、今月はボロ株が活況で、それが利益に繋がる要因であったことは
間違いないと思う。一方で内部面でも、今まで自分の中で抑圧してきた「取りたい」
という気持ちを無理に押さえることをしなかったので逆に、良い意味での緊張感が
あると共に伸び伸び取引できた面もあるような気がする。

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株取引というのは難しい。
今まで欲に通じることは、なるべく振り払おうとしていたが、これが結果として
自分を縛っているとは思わなかった。しかし、考えて見れば、全くの欲無しで
取引することはできないし、未だに自分は欲の塊のような人間であると思う。

また株取引というのは見えない相手との駆け引きだと言うこともできるかもしれない。
だとすれば、自分と同じように相手にも欲があると思えるからこそ相手の気持ちを
察することができるのではないかと思う。

だったら、自分の欲を無理に押さえるのではなく、コントロールできないのものか、
と思ったのが今月だった。でも欲の解放は一歩間違うとギャンブル取引に繋がるので、
そこだけは本当に気をつけないといけない。

願わくば、後から振り返ったときに、今月を「たまたま勝てた月だった」ではなく、
「壁を破ることができた月だった」と思えるようになりたい。